毎年6月になると、ワイフが育ている花菖蒲※1 が見頃となり、以前から、花菖蒲について投稿※2 をしてきました。今 年も以前の投稿とダブルところがありますが、投稿いたします。
今回の特記事項は、「キアゲハ蝶」※3 の撮影に成功したことです(少し大袈裟です)。
以下、例年のようにいくつかの写真(6月8日と10日に撮影)を掲載します。
※1:この花菖蒲は、ワイフが10数年前から、休耕地(約250坪、自宅から徒歩10くらいの所です)をお借りして育てています。毎年6月初めに開花し、順に1番花から3番花まで(大体1週間間隔)20日間ほど咲き続けます。花の種類は 正確ではありませんが、10種類くらいです。
※2:以前の投稿
(1)2016年6月、「花菖蒲が見頃です」・・・本ブログへの初投稿
(2)2017年8月、「水彩画(その5)」、この中に花菖蒲を描いた絵があります。 (3)2018年6月、「花菖蒲が見頃です」、
近くの小学校の一年生(80名くらい)の訪問がありました。
※3:アゲハチョウ属は、両方の羽根を広げると9から12cmとなる大型の蝶で、国内で11種が生息しているとあります。この畑では、クロアゲハとキアゲハを確認しています。
なお、花菖蒲を見ていてフト思いついた言葉ありました。ネットで調べると、『朝日カルチャー「禅語教室」』に次のような記事がありました。
年年歳歳花相似 歳歳年年人不同 (唐詩選)
(解説)・・・来る年ごとに花の姿は変わりないけれど、来る年ごとに見る人の姿は変わる。・・・人もまた時々刻々老いて ゆきて、そして彼の黄泉の世界へと去ってゆく。一時一刻も途切れることのない大自然の動き、諸行無常は世の習い 、花咲くも無常であり、花散るもまた無常で常に変化してやまないもので、この世の常なのだ。諸行無常の世の中に、常なるものは一つもなく明日のわが命さえ知れない。・・・
上記の「無常」について、私は次のように考えています。
ここ数年、愛読書となっている、「般若心経」の写経(毎日少しづつ継続中です)の参
考書の解説では、「空」=「無常・ 無我」と解釈しています。この無常を「虚無的に捉えず、移り変わるがゆえに美しく、また貴いと考え、プラス思考で 積極的に生きる」という考えに賛同しています。
(1)花菖蒲の様子
花菖蒲の畑は、自宅から10分くらいの所で、桜で有名な公園を少し山の方に入ったところです。次の写真は、ほぼ全景ですが、白系が目立ちます。なお、少数派の特殊なものもいくつかあります。
この畑は、「野趣」(自然の趣、田舎らしい味わい)があるという人がいます。同感です。
花菖蒲の畑の全景です |
圧倒的に多いのが白系です。よく見ると純白は少しで、白地に青系の筋が入っているものが多く見られます。白系の次に多いのが紺系です。
白系の次に多いのが紺系です |
エンジ色の花は、当初からのもので、集団で一角を占めていいます。 |
黄色の花は、数年前に数株をいただいたもので、3年くらいで株が
10mくらいまで増えました。目立ちます。
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(2)キアゲハの撮影
今回の投稿の特記事項は、「キアゲハ」の撮影に成功したことです。昨年の投稿では、近所の方から頂いたキアゲハの写真をスキャンして掲載しました。この花菖蒲の畑には、キアゲハとクロアゲハの2種が時たま飛来します。いずれの蝶も大型の蝶(両方の羽根を 広げると9~12cmとあります)で飛ぶ速度も鳥のように早く、一瞬のうちにどこかへ飛び去っていきます。
今回は、先月のKANOUさんの投稿(2019.5.10)のカメラ関係の記事に刺激を受け(感謝です!!)、10数年前に購入して、2,3年後には保管庫にしまっておいた、ニコンのD70(デジタル一眼レフ)に望遠レンズ(18~200mm)を付けて、アゲハ蝶を撮ることにしました。1時間ほど待って、丁度キアゲハが飛来し、花菖蒲の蜜を吸って、静止して(30秒くらいの間)いるところを数枚撮ることができました。近づくとすぐ逃げてしまいますので、2~3m離れて撮りました。
望遠レンズですとすぐにピント合わせることができました。他の写真は、キャノンのIXYで撮りました。
なお、クロアゲハは、一度飛来しましたが、すぐ遠方へ飛び去り、撮影はNGでした。
今回は、キアゲハの写真2枚を掲載します。同じ蝶でも姿勢の違いで、光線との関係か色が違って見えます。
キアゲハ(1) |
キアゲハ(2)同じ蝶です |