(1)栽培した野菜
・キヌサヤ ・ジャガイモ ・ほうれん草 ・ニンジン ・空豆 ・インゲン豆 ・シシトウ ・ピーマン ・パプリカ ・ズッキーニ ・ミョウガ ・アシタバ ・トマト ・パセリ ・ナス ・キュウリ ・スイカ の17種類である。
(2)主要野菜の出来具合
a) キヌサヤ
*冬を越して成長してきたキヌサヤがやっと花を咲かせ始めた。
*蔓が絡むように横棒をわたして
それにネット(緑色)を張ってある。
*後ろは鹿侵入防止フェンス。
*5月になると盛んに実を付け始めた。
*中の豆が透き通って見える、莢が柔らかい時が食べごろで、味噌汁の具に重宝である。
*フェンス側の収穫作業が困難で
大変、反省!
この様に何回も収穫できた。筋を取り小分けにして冷凍保存にした。5月末収穫終了。
b) ジャガイモ ・・・鹿侵入防止フェンスの外で栽培した。
*肥料の空袋を大きな鉢として利用する。これに浅く土を入れ種イモを2個入れて、その上に土を十分に入れる。
*芽が出るまで鹿は気が付かない
ので安心。発芽したらネットをかぶせて保護する。
*全部で15鉢植えた。
*新しいジャガイモと上の葉が盛んに育っている時期である。
*右端に見えるネットを通常はかぶせて鹿対策をしている。
*左写真:ジャガイモが成長すると葉が枯れ始める。出来れば完全に枯れてから収穫した方が良い。そして食べる分だけ掘り、他はそのまま放置しておいても長期間腐らないので大変便利である。
*これは試し堀りで約1kg弱であった。茹でると薄皮が自然にむけて非常に美味。
c) キュウリ ・・・これこそ鹿侵入防止フェンス内で栽培しなければならない。
*自分で育苗した「五月みどり」という品種を14本植え付けた。5月10日のことだった。
*五月みどりは実が大きくやわらかである。自分の体験からおすすめの品種である。
*沢山植えたので最終的には密集して収量が落ちた。反省!
*五月みどりは実が大きくやわらかである。自分の体験からおすすめの品種である。
*沢山植えたので最終的には密集して収量が落ちた。反省!
*小さいうちは防風ネットで4方を囲んで大事に育てた。
*青いネットの中で大分大きくなってきた。
*ネットは防風用である。台風が一番怖い。
*黄色い花が咲き始めた。間もなく収穫の時期であるが、台風が来ないことを願っていた。
*左上が7月1日の初収穫で、その後の収穫例。天候不順で姿形の良いものが出来ない。
*キュウリは2~3日採り忘れるとヘチマみたいになるのでこまめに収穫した。
*収穫の喜びは量感があるのでキヌサヤの比ではない。
*収穫の度に写真撮影している。それらを合計すると総収穫は約200本であった。
*近所にお裾分けしたり、自分でもスライスして塩水にさらしてから絞ってドレッシングをかけて一生懸命食べました。
d) スイカ
小玉スイカを(黄色を2本、赤色を2本)植えてみました。
*出だし好調に見えたので、ある友人に今年はスイカで不自由をさせないよ!などと冗談を言っていたのです。
*ところが天候不順で結実が遅れて十分に熟しきれない。途中で割れたり腐ってしまうものが多く満足なものが出来ませんでした。種が黒くなった黄色いスイカも甘味が足りず散々な結果となってしまった。
*小玉は簡単に栽培できると思ったのが間違いです。皮が非常に薄く、気温の変化が激しいと簡単にクラックが入ってしまいます。来年は皮の厚い大玉で挑戦してみます。
e) ミニトマト
台風15号は大変な勢力で野菜を荒らして行った。
ミニトマトやナスなどなぎ倒して行った。こうなると野菜を除去するだけである。それでも倒れたままで赤く熟していくミニトマトだけが収穫の対象として残った。
二日に一回、この程度のミニトマトの収穫がありこれが最後の野菜である。一人では食べきれないので取りあえず冷蔵保存して少しづつ食べているが、収穫もそろそろ終わりになる。
(3)まとめ
何と言っても異常気象の長雨続きで日照時間不足が大きく災いした。ピーマンなどは葉がちじれて実がならない。スイカは遅くなって結実したので未熟のものが多く期待はずれ。キュウリは形は悪いがそれでも健闘した。ジャガイモはNHKの「野菜の時間」からヒントを得て鉢植え方式を試みたが、間引きをすれば大きなサイズになったと思う。総体的な反省点は植え付けのとき株間の間隔が短く、成長した時込み合って十分な日照を得られていないので、のびのびとした作物が出来ていない。この辺が次回の課題である。
(4)特記事項:野菜の収穫体験
近所の知人のお孫さん3人がお盆休みに遊びに見えたそうです。私が丁度畑にいる時に散歩で見えましたので早速キュウリなどの収穫体験をしてもらいました。
近所の知人と3人のお孫さん。(鹿侵入防止フェンスの入り口で)