庭では、ハクモクレンの花が盛りを過ぎ、赤い椿が咲き始めました。新型コロナの影響を少なからず受けつつも、相変わらず絵描きを続けています。絵は少しは進歩していると思っていますが、依然として試行錯誤を続けています。最近、アクリル画の新しい技法にもチャレンジしています。
さて、最近描いた絵(写真)を5枚投稿いたします(すべてアクリル画です)。写真は描いた順に並べています。それぞれ簡単なメモを記しました。
1.「小川の秋」:写真1.(アクリル画、サイズF6)
数年前の兄のブログにあった写真を見て描きました。以前、透明水彩で描きましたが、うまくいきませんでしたので、今回アクリルで描きました。紅葉など数種の木の葉がありますので、重ね塗りができるアクリル画の方が表現しやすと思いました。
写真1.「小川の秋」2.モネの「ベヌクールの岸辺」(模写):写真2.
(アクリル画、サイズF6)
「印象派の水辺」(赤瀬川原平 著)という本の表紙を飾っている絵です。クロード・モネ(1840~1926、フランス)といえば、印象派の旗手として活躍した画家で、「睡蓮」などが有名です。なお、原画は、1868年作でサイズは 81.5x100.7cm、油彩です。因みに、私が描いた、写真2.の絵のサイズは、F6号 41X31.8cmです。
モネの絵の模写は、「最近描いた絵(10)」(2020/10月)に掲載した、「ルーマンのセーヌ川」(模写)があります。なぜかモネが気に入っています。
この絵は、ほっとするような絵です。このようなゆったりした絵を描きたいと思っていますが、叶いません。
写真2.モネ「ベヌクールの岸辺」(模写)絵画教室で次に描くモチーフを探しているとき、Tさんは、牛年ならば、牛を描いてみたらどうかと先生から勧められ、「子牛」の写真を見て描いたものです。有名な動物写真家(日本)の写真です(外国の牧場で撮影)。
筆の表現が滑らかになっていないところが気になります。
写真3.「子牛」4.「公園の景色」:写真4.(アクリル画、サイズF6)
近くの公園の池周辺の景色です(クラブのスケッチで透明水彩で描いたものを見てアクリルで描いたもの)。12月の景色ですが、近くの桜の老木には、間もなく桜の花が咲きます。
この桜の老木は、何回も描き直しをしました。上の方が剪定(カット)されており、幹は一部枯れて複雑な形をしています。
1週間に一度(早朝)この池の周りをポール・ウオーキングをして自宅まで帰ると約2千歩になります。
なお、この絵は、アクリリル画(水彩画)の上に油絵の具をのせてみました(油彩画の扱いになるそうです)。
写真4.「公園の景色」5.「梅の里」:写真5.(アクリル画、F6)
前回の野尻さんの投稿(2021/2月)の中の梅の花を見て、近くの公園のある「梅の里」に行き、写真を撮りました。これを見て描いたものです。この絵では、「グレーズ技法」という、油彩画やアクリル画で使われる技法を初めて試してみました。メディウム(絵の具に混ぜて使う添加剤・液体)により、絵の質感がアップするという効果などがあるそうです。
メディウムとして、「グロスポリマーメディウム」を使ってみました。使い方はいくつかあるようですが、今回は、水で薄めてアクリル絵の具につけて使ってみました。アクリル絵具は、パレットの上ですぐ乾いて固まってしまうというデメリットがありますが、これを少し緩和するようです。また、質感も上がったようです(油彩に近くなる)。まだ、練習中です。
写真5.「梅の里」