2022年2月3日木曜日

最近描いた絵(15)Seiji Toyoshima

 今回の投稿は、昨年10月以降に描いたアクリル画・4点(写真)です。

用紙のサイズは、写真2.がF4(333X242mm)で、他の3点はF6(410X318mm)です。

相変わらずの絵ですが、ご覧になってください。


<近況>

腰痛とは10年来の付き合いですが、年に2~3回軽いギックリ腰なります(1~2週間程度で治る)。ところが、今回は、12月初めに過去にないほど強烈なギックリ腰(左腰の筋肉痛)になり、4日も杖を使うほどでした。10日ほどで普通の生活になりましたが、この腰痛のため、12月~1月は絵の教室を休み、約3年間続けた太極拳を退会し、治療(整形外科や整体など)に専念しました。

少しずつよくなり、1月から何とか絵を再開しました(自宅のみ)。まだ、依然としてすっきりせず、時間がかかりそうです。

歳はとりたくない」ものですね!!


1.「ツルウメモドキ(蔓梅擬き)」:写真1

目に留まった写真をもとに描いたものです。構図と実の色の変化に興味を惹かれました。ツルウメモドキの果実について:「果実は直径7~8mmの球形で、10~12月に黄色に熟す。熟すと3つに割れ、橙赤色の仮種皮(種子の表面を被っている付属物)に包まれた種子が顔を出す」、また、「木の高さは数mに達する」とあります。

丸い実(種子:赤色)の周りは葉と思いましたが、割れた仮種皮というものだとわかりました。

実物を見たいものです。

           写真1.「ツルウメモドキ」


2.「カトレア」:写真2

妻が育てているカトレア(または、カトレヤ)が、11月に見事に咲き、しばらく咲き続けました。これを見て描きました。

「カトレアとは、中南米原産のラン科植物の一つで、洋ランの女王といわれる」とあります。カトレアは種類も多く、カトレアの花言葉は花の色(赤、黄、白紫など)によって異なるようです。白のカトレアの花言葉は「魔力」だそうです。思わず引き込まれてしまうような力を感じる」ということのようです。

      写真2.「カトレア」


3.「四阿のある風景」:写真3

10月に近くの公園の池の端で、対岸の初冬の風景をスケッチしました。中央に見える「四阿」は、池の中に建てられており、散歩コースの一つです。この上からパンくずを投げると大きな緋鯉が沢山集まってきて壮観です。

初冬の木々の色彩の表現に難しさを感じました。

この池の周りには、桜の大木が並んでおり、春となれば桜の名所としてにぎわいます。

      写真.3 「四阿のある風景」


4.「いちご」:写真.4

11月初めに市内のギャラリーで、市内在住の全国規模の「女流画家協会」の会員であるお二人による「二人展」がありました(お一人の方は私たちの絵のサークルの会員で、いつもお世話になっています)。
出品は、各人約15点で、すべて油絵で、大きさは100号(1.6X1.1m)クラスの作品がそれぞれ数点ずつ(これらは、東京で開催される全国の会員による作品展への出品作です)あり、その素晴らしさに圧倒されました。
展示作品の中に、小品がいくつかあり、その中の「いちご」の絵を撮影させてもらい、模写したものです。
原画は(大きさF8号?)何気ない絵ですが、よく見ると構図や色彩の変化、陰影などよい勉強になりました。少しでも近づけようと試みましたが、よく見ると高度なテクニックが使われており参考になりました。

         写真.4「いちご」