2019年4月26日金曜日

趣味の菜園(1) A.Ishii

私の菜園の中の一部であるリーフレタスと青梗菜の栽培に特化して報告させて頂きます。きっかけは近隣の知人の温室を見学したのがきっかけとなりました。





















小型の家庭用の温室ではリーフレタスが鉢の中で見事に育っておりました。冬の寒い季節でも温室では野菜を栽培できる。私は眼からうろこでただ感心するばかりでしたが、自分もやってみようと決心したのです。(註:写真はクリックすると拡大されます。)

(1)リーフレタスの栽培
私には温室がありませんが日当たりの良い風呂場があり、それを利用しました。その知人からレタスの苗を幸い12本いただきましたが、上手くいくか少し不安でした。

イ)苗と植え付けの状態

*左が苗の状態で右が鉢植えした様子です。
*鉢は5号の大きさで、購入した袋入りの
土と畑の土を適当にブレンド。
*鉢の底の方には化成肥料と鶏糞を入れた。









ロ)約2週間後

*2週間後にはかなり逞しくなりました。
*12鉢のレタスは1本も枯れなかった。











ハ)収穫して食べた。

*収穫は下の方の葉を少しづつ取って食べ、
長持ちさせるため根こそぎ取らない。
*お正月に小田原の次女家族が来ていたので
こまだれドレッシングをかけて皆で食べた。
*柔らかくて美味しかった。
*12鉢あると高原レタス等買う必要が無く好きな時に新鮮なものを食べられる。






ニ)次世代の苗

*12鉢のレタスはいずれなくなる。
*レタスを継続的に栽培するために次の苗を育てている。
*自分で種を蒔き、発芽すれば嬉しく、少し
大きくなれば水やりに気をくばり楽しい。
*最初苗を貰ったのが 2018/12/7 である。
従い約2ケ月で 1ラウンド となる。
*この苗は自分で室内で栽培している。





(2)青梗菜の栽培
レタスの栽培で自信がついたので、追いかけるようにして青梗菜の栽培に取り掛かった。しかし風呂場はもう手狭である。そこで2階の日当たりの良い書斎(今は使うこともなく物置みたい)を使うことにした。

イ)青梗菜の発芽

*青梗菜は発芽率もよく、成長が早い。
*2018/12/14 に種まきしたもので約20日
位で左の様な大きさになった。
*今少ししたら植え替え予定。









ロ)鉢への植え替え

*鉢への植え替え状況。
*全部で20鉢だが、苗は鉢の真ん中に
ちょこっと植わった感じで心もとない。










ハ)成長過程

*かなり大きくなってしっかりしてきた。
*植え替え後15日経過した状態だから
成長は早い。
*鉢が小さいので乾燥しやすい。水やりに
こまめにすることが大切。
*太陽がまんべんなく当たる様に鉢の向きを
こまめに変えてやる。






ニ)収穫直前

*すっかり大きくなって隣と葉が干渉する。
*20鉢は分散してパソコン机の上でも
栽培している。
*青梗菜は肉厚で野菜の炒めものに便利。
最初の料理はベーコン、厚揚げ、と炒め
塩コショウ味でとろみをつけ、中華風に
ご飯にかけて食べた。






(3)まとめ
今回の趣味の菜園報告は、畑を一切使わない栽培方法です。はじめての経験ですが非常に良い方法だと思っております。a)風雪などの被害を受けない。 b)害虫、害獣の心配なく野菜は非常に清潔。c)必要な時必要量だけ収穫。d)継続的に種を蒔けば何回も収穫可能。e)ちなみにレタスは3ラウンド、青梗菜は2ラウンド 栽培出来ました。更にもう一度レタス、青梗菜を種まきし現在小さな芽が出て来たので室内菜園は今少し続けます。しかしこれからのメインは春から夏へ向けての野菜となるので、畑中心の趣味の菜園となりますが、また報告します。
               (おわり)


2019年4月15日月曜日

最近描いた絵(3) Seiji Toyoshima

昨年11月中旬から今年の1月まで、身体のいくつかのメンテナンスを行ないました。そのため、絵は中断していましたが、2月初めから再開しました。

今回の投稿(写真)は、昨年末から描いたものを含め、風景画:2点、静物画(花):2点です。
なお、写真4(鉢植え)以外は写真を見ながら描いたものです。                                           
いずれも何とか描き上げましたが、まだまだ力不足を感じています。                                            
下記の写真1.~写真4の絵は、アクリル画または(透明水彩+不透明水彩)の2通りの描き方です。今までこの2通りの描き方について、試行錯誤をしてきましたが、私の性格にはアクリル画の方が合っているようなので、今後はアクリル画の方に力を入れていきたいと思っています。                                   

以下、今回掲載した写真について、簡単な説明をします。                   
                            
①写真1.「三保富士」(模写)
・アクリル画、サイズ:F10(53cmX45.5cm)                                            
写真1.は、和田英作*が三保移住後に描いた「三保富士」(油彩)を模写したものです。和田英作の「三保富士」は、1953年の風景ということです。私が、清水工場に配属になったのは1963年で、この近くの海岸で初めての投げ釣りをして、10cmくらいの「ベラ」(1尾だけ)を釣ったのをよく覚えています。 この半島先端には、今では「真崎灯台」や波打ち際にはコンクリートの防波堤が築かれており、風景は大きく変わっています。この付近には海水浴場があり、清水へ来た数年は、よく来たものです。                                            
和田英作は高名な画家で、2年前にに裾野市の「五竜の滝」へのスケッチ旅行の帰りに、三島市の「佐野美術館」で「和田英作展」があり、代表作90点を鑑賞しました。皆素晴らしい絵でした。
因みに、私のアクリル画の勉強としての和田英作の作品(油彩・写真)の模写は、以前の投稿(2018.1.19) で掲載した、「黄衣の少女」と「静物画」の2点があります。                                            
*:和田英作(1874~1959)は近代日本の絵画史上に大きな足跡を残した洋画画家です。 東京美術学校教授(のち校長)、1943年文化勲章を受賞しました。1951年より静岡市清水区三保に移住、84歳でこの世を去るまで日々刻々と変化する富士山を描き続けました。

   
                                           
②写真2.「茶臼山高原の紅葉」                                            
茶臼山高原」は、奥三河一番の紅葉の名所といわれ、標高1,415mの「茶臼山」を中心に愛知県と長野県の県境に広がる高原地帯で、四季折々の雄大な自然を感じながら、スポーツやレジャー楽しめることで有名。年間80万人の観光客が訪れる。特に10月下旬ころ、モミジやカエデ、ブナ、ナナカマドなどの紅葉は美しいといわれています(以上、「ジパング倶楽部」、2018.11)。                                           
「茶臼山高原」は、写真を見てアクリル画で描きました。何度も修正を繰り返しました。地図で見ると背景のダー クな山が茶臼山で、手前の池より離れた所にあり、山の斜面が太陽の位置により日陰になっているものと推測します。・アクリル画、サイズ:F10(53cmX45.5cm)   

                                         
③写真3.「洋蘭」(パフィオぺディルム)                                    
洋蘭では少数派に属するとあります。花屋さんで見つけた鉢植えのものです。これを見ながら描きました。クマガイソウ、アツモリソウと同じ属で、袋状の花弁は虫を捕るものではないとあります。・透明水彩+不透明水彩)、サイズF6(41.0cmX31.8cm) 


 ④写真4.「アネモネ」(模写)                                            
アネモネは、地中海原産で、語源はギリシャ語で「風」を意味するとあり、花色も桃、青、赤、白など。ヨーロッパの画家が描いた絵(写真)を見て描きました。

・(透明水彩+不透明水彩)、サイズF4(33.3cmX24.2cm) 

写真1.「三保富士」の感想:                                           
①近景から遠景と構図が素晴らしいと思いました。②色彩に苦心しました。特に中央やや左の低い山と海岸の砂の色は複雑で何回か描き直しました。③アクリル画の色の混色は、これから習熟する必要があります。    



                                         
写真2.「茶臼山高原」の感想:                                           
①全体的にやや原色に近い色彩になってしまったようです。②写真を見て描きましたが、実際現地でスケッチし ないとわからない、雰囲気や細かい所があり、難しいところで、表現に苦心しました。




                                       
写真3.「洋蘭」の感想:                                           
①背景が(濃い)紺色のままだと暗い感じがしましたので、思い付きで工夫(ペーパーやすり掛け)をしてみまし た。このやり方があるかどうか知りません。少し明るくなったと思います。いつも静物画の背景には悩みます。 





 写真4.「アネモネ」の感想:                                           
アネモネの色もいくつかあることを知りました。原画は、いくつかの色の花をうまく配置して、美しいと感じてい ます。     



                                        
<追記>                                           
「太極拳を始めました」                                           
健康維持のため、過去約5年間「気功」教室(週1回、1時間)を続けていましたが、2月から、「気功」+「太極拳」の教室(月2回、1回2時間)に入りました。「24式太極拳」といい、24種類の異なる動作から 成り、手と足の動きが変わる難しいものです。覚えるのに時間がかかりそうです。