2019年8月23日金曜日

レコードコンサート     imasan

月に1度、午後2時から町内の自治会会館でレコードコンサートを行っています。
それを書いた自分のブログからの1ページを紹介します。
和室にセットしたオーディオ機器
友人の一人が、車で自治会館まで運び、6畳の和室に持ち込んだオーディオ機器を私が配線作業をしてレコード聴く準備が整う。
正面には、サンスイの3ウエイスピーカ(友人所有)、左手の机の上には、手前からオーレックスのプレーヤ(以前私が所有)、FR製ののMCカートリッジ用の昇圧トランス(これは、毎回、私が持ってくる)、パナソニックのプリメインアンプが置かれている。
カートリッジ
レコードの溝から音を拾うカートリッジは、私が買ったヤマハMC-9(ムービングコイル型)で、出力が小さくMC昇圧トランスを使う。
右:オーディオチェックレコード
配線後直ぐ、上記写真左に掲載のデンオンのオーディオチェックレコードで、左右のスピーカからの音を確認し間違いなければ、結線のチェックが終わる。
最初には、写真右のイムジチの四季を季節を選んで聴く習わしだ。
プレーヤと持ってきたレコード
レコードは、私が家から持ってくる。2日前から何を聞いてもらうか考える。
今日は、色々な作曲家の交響曲の4番の第一楽章だけ聞いてもらうことにした。
前もって、私が家で試聴しこれならと選んで、レコードを持ってくる。
作曲者の違う交響曲4番のレコード
写真は、交響曲4番のジャケットですが、指揮者の写真が多く掲載されます。
最初に、ベートヴェン作曲の交響曲4番をバーンスタイン指揮、ウイーンフィルの演奏のレコードで聴いてもらった。3番「英雄「」と5番」「運命」に挟まれた曲だ。明るくきびきびとした曲であるが、ただ、ウイーンフィルの少しやわらかな演奏が合うようだ。
2曲目は、ブルックナー作曲の交響曲4番をカールベーム指揮、ウイーンフィルの演奏のレコードで聴いてもらった。大きなうねりのある歌うような曲だ。
3曲目は、ブラームス作曲の交響曲4番をケンペン指揮、ミュンヘンフィルハーモニー交響楽団の演奏のレコードで聴いてもらった。弦楽器が織りなす美しく響く曲だ。
4曲目は、メンデルスゾーン作曲の交響曲4番イタリアをコリン・デイビス指揮ボストン交響楽団の演奏で聴いてもらった。
5曲目は、シベリウス作曲の交響曲4番をカラヤン指揮ベルリン交響楽団の演奏で聴いてもらった。上記4曲とは全く違う新しい旋律の曲だ。革新的と評されるが流れるように展開する曲だ。
この他に、シューマン作曲の交響曲4番とマーラー作曲の交響曲4番を持ってきていたが、時間に近くなったので、次回に聴くことにした。
ターンテーブル
余った時間、歌謡曲を聞く。45回転盤。
伍代夏子のデビュ-時の曲で「戻り川」、廃盤になっているが、追加自主製作で売られている。
手前が音楽を聴く席
いつも友人が美味しいコーヒーを入れてくれる
昔買った多くのレコードが聞けて、楽しいものだ。
この夏は暑いので、クーラを入れて聞く。

さて、私が家でレコード試聴する時は、自分の部屋のオーディオ装置で試聴する。
2階の自室の装置
オンキョーコントロールアンプア、ヤマハのパワーアンプ、トリオのプレーヤ、オルトフォンのカートリッジMC20MkⅡ とダイアトーンのスピーカー、それに2台のCDプレーヤーを使っている。どのオーディオ機器も全て往年の古いものばかりだ。
左手の棚に並んでいるのが、若い時からたレコードである。
レコード
レコードは、約650枚くらいあるかも知れない。クラッシックが約550枚ぐらいと思う。この先、レコード処分も大変だと思う。今でも雑音が少なく、皆さん満足している。
メインの装置
1階の洋間に置いたメインのオーディオ装置。
メインアンプはヤマハのBx- 2、コントロールアンプはオンキョーのP-306RS、スピーカはオンキョーのMONITOR2、プレーヤーはテクニクスのSL-3300、カートリッジはフイリップス製と古いものばかりだ。
カートリッジは出張で行く東京の秋葉原、アンプ類は大阪の日本橋に行き探したものだ。ゴルフを始める55歳までは、お給料はレォードとオーディオ機器ぎ込んだ。
雑誌は、長い間、「レコード術」と「ステレオ」を購読していたが、5,6年前か断捨離で全て捨てた。

プレーヤーのストロボ
ストロボのライトを見ながら回転数を合わせるの良いものだ。


2019年8月8日木曜日

今年の掛軸作品  (野尻貞夫)

 真夏の猛暑が続いていますが、皆さん元気でしょうか? ようやく今年の仲間の展示会(令和元年10月)に出展する予定の作品が完成しました。ブログに投稿するネタがないので、例年通りのものを投稿します。

今年は作品を手掛けるタイミングが遅れて、夏の暑い時期にまで掛け軸づくりがづれ込んでしまいました、暑い室内で汗をふきふきようやく完成しました。
今年の題材選択に逡巡していた時に、新元号の話題がテレビでながれて、新天皇即位の1カ月前に元号が決まり、その典拠が萬葉集の歌から選ばれたというので、大変興味を持ち、これを題材にしようと決めました。元号の典拠となった萬葉集の歌の解説は、NHKのテレビで公開されたものを採用しました。別の解説は「中西 進著」のものが有りましたので、参考に載せておきます。この掛軸の表装は「丸表装」と呼ばれるもので、作品の周囲の裂地(きれじ)が同じもので表装されています。
上の添付資料が「中西 進」著の萬葉集全訳注です。これもテレビで紹介されました。
2作目は、高校生の頃に学んだ「白楽天の長恨歌」の一節です。昭和から平成に変わるころ、私は北海道工場に勤務していましたが、この頃、石川忠久氏の解説で「NHK漢詩を読む」というラジオ放送が有りました。この中の「白楽天」の長恨歌を懐かしく聞いたことが有りました。その中の一節を「読み下し文」にして、カナ混じりの草書体で書いてみました。表装の形式は「丸表装」ではなく、天地(掛け軸の上部と下部)と作品の中間に「中廻し」と呼ばれる部分を切り継ぐ(つなぐこと)手法です。この長恨歌の一節の最初の部分をコピーして添付します。

 このコピーは「長恨歌の最初の一節です」多分昔勉強したことが有ると思います。
以上が今回の投稿のすべてです。