今回は、最近(7月から9月)に描いた絵:3点を掲載します。これらの絵は、定例(10月)の市立病院(待合室)への展示(2点)と11月のこの地域の交流館(一般的には公民館)の文化祭に展示(1点)予定です。なお、各展示はメンバー全員で10点くらいです。
早いもので、スケッチ倶楽部に入会して5年、絵画教室に入会して2.5年経ちますが、まだ課題が多いという状況です。今後も、高いハードルに向かって絵描きに取り組んでいきたいと思っています。
<今回掲載の絵>
今回掲載しました3点の絵の概要は次の通りです。
なお、絵に続いて、最近撮ったシラサギの写真を追加しました。
(1)写真1:「上高地 梓川」
この絵は、ある家電メーカーのカレンダーの中の「8月 長野県 上高地 梓川」という写真を見て描いたものです。上高地には行ったことがありませんが、穂高連峰をバックに梓川から見た景色(初夏と思います)です。
なお、絵に吊り橋をアクセント的に想像して加えましたが、もっと上流に「河童橋」という有名な吊り橋があり、その写真を見てイメージしました。
※:写真1.アクリル画、F8、絵画教室と自宅
(2)写真2:「山百合」、参考として写真3.を加えました
この絵は、兄のブログ(July 2014)に掲載されていた写真を見て描きました。5年前に一度アクリル画で試しに描きました(写真3.)が、再度同じ写真を見て描いたものです。
この山百合は、故郷の郊外の山の斜面に咲いていたものだそうです。「山百合」は、日本特産のユリで山中に生える。草丈は1mから1.5m、花の直径は20cm以上。ユリ科の中でも最大級で、風貌が豪華で華麗であることから、「ユリの王様」と呼ばれているそうです。
なお、写真2.の絵は、最近描いたものですが、写真3.は、スケッチ倶楽部に入会したころ、同じ写真を見て描いたものです。これと比較しますと、写真3.の方が少しはレベルアップしていると思われます。
※:写真2.アクリル画、F6、絵画教室と自宅、写真3.:アクリル画、F6、自宅
(3)写真4.:「ひまわり」
9月のスケッチ倶楽部で実物を見ながら描いたものです。さらに自宅で不透明絵具を使って加筆しています。いつも背景をどうするか悩みます。課題の一つです。
※:写真4.透明+不透明水彩画、F6
9月のスケッチ倶楽部で実物を見ながら描いたものです。さらに自宅で不透明絵具を使って加筆しています。いつも背景をどうするか悩みます。課題の一つです。
※:写真4.透明+不透明水彩画、F6
(4)写真5.:「シラサギ」(写真です)
絵のモチーフ探しとして、時々カメラ(中望遠ズームレンズ付き)で景色などを撮っています。たまたま近くの池(おおよそ南北100m、東西70m)の中央付近に睡蓮(直径50m?)が浮いており、最近シラサギが一羽、葉の上から小魚?を捕っている姿が見られました。しばらく見ていたら丁度飛び立つ瞬間にあうことができ、このときシャッターを切りました。羽根を広げた美しい写真が撮れました(望遠使用)。
絵のモチーフ探しとして、時々カメラ(中望遠ズームレンズ付き)で景色などを撮っています。たまたま近くの池(おおよそ南北100m、東西70m)の中央付近に睡蓮(直径50m?)が浮いており、最近シラサギが一羽、葉の上から小魚?を捕っている姿が見られました。しばらく見ていたら丁度飛び立つ瞬間にあうことができ、このときシャッターを切りました。羽根を広げた美しい写真が撮れました(望遠使用)。
写真2.山百合
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写真3.5年前に描いた山百合
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写真4.ひまわり
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写真5.(1)シラサギ 睡蓮の葉の上 |
写真5.(2)シラサギ 羽根を拡げたところ
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説明を読む前にゆっくり時間をかけて絵だけを見ました。最初の「上高地 梓川」の絵に何か息をのむ感じがしました。一生懸命勉強すればこんな絵が描けるのですね。雪山の厳しさと麓の緑の対比が素晴らしいです。橋は付け加えたとのこと、渡っていく人の会話が聞こえる様です。「山百合」は2枚並べると全然違い5年前の作品は平面的に見えます。「ヒマワリ」は茎の色がこんなに白いのかと写真で調べたら、白い産毛が沢山生えておりやはり白く見えました。この白さが何とも言えず新鮮です。「シラサギ」は絵と間違えました。素晴らしい写真ですが、何とか絵に描くことは出来ないでしょうか?背景の水の色が一色でよいですね。以前の「月下美人」も似たような技法だったので写真を絵と間違えたのかも知れません。素晴らしい作品をみせていただきありがとうございます。
返信削除シラサギの写真は、たまたま池で見かけ、まさに千載一遇のチャンスで撮れたと思います。
削除美しい姿を見せてくれました。感謝です。
2~3週間は池にいたと思いますが(一羽だけ)、ここ数日は見当たりません。
私もふとこの写真を見て、絵に描こうかと思いました。後日描いてみようかと思っています。
相変わらずの力作揃いですね。上高地は秋に行きましたので、周囲の色彩が違っていて、梓川に並行している林が紅葉で、銀杏並木かと見間違えるほど鮮やかな黄色一色でした。大正池の水も冷たかったですね。河童橋から見た光景に近い様です。夏の深緑とアルプスの残雪が申し分なく上高地を表現している傑作ですね。そこで、例の如く拙い一句「アルプスの川面に揺らぐ梓川」写真2の山百合は、丁寧に葉が描かれていて写生したと思えます。「故郷の崖に気高き山百合咲」写真3の山百合は、人工的に見えましたので「山百合をプリントせしか包装紙」写真4の向日葵は、葉が広がり始める前のウルイ(静岡の方言)状態かと思います。「今盛り鮮やか黄色日輪草」シラサギの写真絵画と言われたら信じてしまいますね。バックを見ていると絵と思ってしまいます。それにしても、タイミングの良い写真です。
返信削除いつも俳句を詠んでいただきありがとうございます。みな素敵な句で良い記念になると思います。私も昨年の夏ころから、絵を描いたらその都度俳句を作ってみようかと思い、参考書を見て試みましたが、どうもうまく行きませんでした。その後中断していますが、また気が向いたら始めてみようかと思っています。
削除秋の上高地は素晴らしいでしょうね。現地でスケッチをしたら最高でしょうね。
写真を見て描かれた上高地の雰囲気感じさせる梓川、また、後でイメージし描き加えられた河童橋の風景画は、豊島様の絵のスタイルが出来た様に思います。
返信削除写真2の光と影のある山百合の背景は、今までの絵の中で1番素晴らしい出来栄えと私は思います。
描き続けることがどれだけ進化を遂げるのかと今回の絵で思いました。
長く長く続けてください。次はどんな絵が出てくるか楽しみです。
過分なご感想をありがとうございました(写真2)。さて、絵の勉強は、仲間からの良い刺激を受けながら続けていますが、特に水彩画(透明)を描くときは、まだ技法に迷いがあり、後で不透明絵具で加筆している状況です。透明水彩の淡白な、透明感のある絵がなかなか描けません。アクリル画は、時間を掛ければなんとかるようです。
削除絵も5年で山ほど描きましたが、気に入ったものは、数点しかありません。今回の「山百合」は、構図的にもよかったと思います。額も少し良いものを入手し、11月の文化祭に展示しようと思っています。
皆さんのコメントを拝見していると、それぞれに鋭い感性を持って居られるなあと感心しています。小生にはコメントする感性が有りませんが、貴兄が根気よく絵を描き続けていることに、ものすごい感動を覚えます。今、ちょうど年に1度の自分たちの仲間の展示会を開催中ですが、仲間の描く絵を見て、この作品を描くのにどれほどの時間が掛かっているのかと想像し、また実際のかかった時間を聞いて、実に根気のいる作業だなと関していますが。貴兄はそれを長年続けて居られるので、そのことに大いに感服いたします。これからも永く続けてください。小生の表装(掛け軸づくり)の趣味など、足下にも及びません。すばらしい作品をありがとう。
返信削除コメントありがとうございました。いつも絵の投稿で恐縮です。
返信削除私の絵を仕上げるまでの時間は、透明水彩+不透明水彩の場合、10時間前後ですが、アクリル画の場合は、殆どが細い筆で彩色しますので、時間がかかります。やり直しを繰り返しますので、大体40時間前後でしょうか。県レベルの展示会に出す作品は(縦横1m超)3か月~半年もかかると聞いています。
私の場合は、1回あたり2時間程度でお休みとしますが、絵を描くことに没頭できるのが楽しいです。
集中しているとあっという間に2時間くらいたってしまいます。この年になって集中できる趣味があるのは幸いと思っています。
月遅れのコメントで恐縮です。トーストマスターズ(英語クラブ)に所属しているときは、返信を即書く場合が頻繁にあるので、まいにちPCをチェックしておりましたが、退会してから、メールチェックは、ルーズになってきました。石井さんの投稿メールをたまたま見て今コメントを書いています。我々絵をかくことに無縁な者からすると1点の絵を仕上げるにも想像外の時間を要するのではないかと推察します。それを続けていること自体すごいと思います。さらに、わたしのような無縁のものでも、だんだん磨きがかかっているのが分かります。ますますのご精進を祈念致します。
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