秋らしい陽気になってきました。新型コロナに気をつけながら、絵描きを続けています。
今回は、アクリル画3点(うち2点は、ヨーロッパの名画の模写)と淡彩画1点の計4点の絵(写真)を投稿いたします。
1.「可愛い訪問者たち」:写真1.(アクリル画、サイズF8)
既投稿「花菖蒲が見頃です」(2018.6.14)の「可愛い訪問者たち」※として掲載した写真をもとに、少しアレンジして描きました。
※:2018.6.4花菖蒲の畑で作業をしていましたら、偶然、近くの小学校の一年生たちが大勢、先生に引率されて、花菖蒲を見に来てくれました(野外教室でしょうか?)。
写真1.「可愛い訪問者たち」
2.フェルメールの「牛乳を注ぐ女」(模写):写真2.
(アクリル画、サイズF6)
ヨハネス・フェルメール(1632~1675、オランダ)は、「光による巧みな表現が特徴のバロック※画家」で、「真珠の耳飾りの少女」、「牛乳を注ぐ女」が有名。
今回模写した、「牛乳を注ぐ女」の原画(1657作)は、油彩でサイズは45.5cmX41cmです。一方、模写画はF6で41cmX31.8cmで、ネットの写真を見て描きました。
この原画は、構図が計算しつくされたように素晴らしく、また、「類まれな光の描写」といわれるように光の表現に特徴があると思いました。模写画は、細かい所が上手く描けていないと思います。
なお、興味ある方は、原画をネットで検索してみてください。
※:バロックとは、16世紀から17世紀初頭にかけイタリアで誕生し、ヨーロッパの大部分へと広まった美術・文化の様式。
写真2、「牛乳を注ぐ女」(模写)3.モネ「ルーアンのセーヌ川」(模写):写真3.(アクリル画、サイズF6)
① クロード・モネ(1840~1926、フランス)は、「印象派の創設者」で、「自然風景に対して、自分が認識した感覚を表現する」という、「基本的な印象派哲学を一貫して実践した芸術家」といわれています。代表作は、「印象」シリーズや「睡蓮」シリーズです。
② 今回模写した、「ルーアンのセーヌ川」(1872作)は、「さわやかな港の風景に印象派の清新な息吹が重なる」といわれています。原画は油彩でサイズは49.2cmx76.2cmです。
この絵は、静岡県立美術館の所蔵品の一つで、その複製画(額入り):サイズ32cmx52cmを以前入手し、家に飾ってあり、いつか模写したいと思っていました。
模写画は、は、この複製画を見て描きました。特に空の表現が難しく、数回描き直ししましたが、空は原画とは違った形と色になりました。
なお、興味ある方は、原画をネットで検索してみてください。
写真3.「ルーアンのセーヌ川」(模写)