2020年10月6日火曜日

百年に1度咲く花? ・・・ imasan

朝の11時半頃、韓国ドラマホジュンを見ていた。

門のチャイムが鳴って表に出た。ご近所の方だった。

「変わったものを見に行きませんか」・・・とお誘いを受けた。

興味を持って行くことにした。何だろう?家に戻って、カメラを持って出た。

歩きながら話を聞くと「100年に1度咲くさつまいもの花」が咲いていると近所の方から聞いたと話された。

何でも、お近くのご主人が絵の題材を探して畑の辺りを見ておられたそうです。すると、道沿いの畑の持ち主さんが声をかけられたそうで・・・・それなら、こんな花が咲いていますと案内してもらわれたのがこの花。

持ち主さんも長年畑作りをされていますが初めて見たと話されていました。最近は、話を聞いて見にこられる方もあるそうです。

気温など咲く条件があるそうで珍しいことだそうですが、100年に1度は、それぐらい珍しいと思ってお声をかけたのだと思います。

歩いて3分ほどで、程なく畑のある南郷団地に着いた。花を探してか、建物の後ろをグルーッと回って三角公園の端に着いた。

さつまいも畑があった。


眺めると、畑の左端3分の1ぐらいの部分にさつまいもの花が咲いていた。


何と!朝顔と見間違う様なさつまいもの花だった。力一杯開いて見える。

ヒルガオ科と言うことである。


葉っぱも朝顔の葉の様に見える。


横から見ての朝顔だ。つるの先には、花の蕾も見える。




花言葉は、「乙女の純情」で、女性に好まれると言う。「幸運の花」とも呼ばれるが、その逆もあるらしい。

日本で栽培されている環境では、条件が揃いずらく余り見かけないと言う。

短日性、日照時間が短くならないと咲かないと言う。

日陰になる時があるか、午後2時半に見に行ったが、空は曇っていて分からない。西日は、建物に影になるだろうが、南方の日差しはまともに当たる。

ただ、畑の土が、黒いビニールで覆ってあって、根の部分だけが丸く穴が開いている。朝の温度が丁度良いのであろう。


日当たりがどうかと思って、午後3時になってからまた見に来た。今度は、道路沿いの垣根の外から見ていたら、後ろを通りすがりの女性から声をかけられた。

2年前に新しくなったこの団地にお住いで、36年前に宮崎からこちらに来られたそうだ。宮崎に住んでいた頃、さつまいもを作っていたが、花が咲くことはなかったと話された。

この方は、花が咲くと良くないことが起こると思っておられ、コロナでどこも行けなくなったと言われた。そうには違いない。

敷地の中に入って見なさいと言われ、私はさつまいも畑のある中に入った。

花の中で蟻が数匹動いている。

朝顔の様に、この時間、花が少しすぼまっていた。

さて、すぼまった花は、明日も大きく開いて咲くのだろうか?

他所ではあるが、これまでにテレビで報道もされている。

どなたが植えられたのだろうか。きっと、幸運な方だ。

帰り道、彼岸花の赤さが目立った。

今日は、特別な日に思えた。

8 件のコメント:

  1. 子供の頃食糧難で「さつまいもの茎」を塩漬けにして食べたのを思い出しました。しかし、その花の記憶はありません。多分見たことがなかったのでしょう。今回こうして沢山の花を見せて頂き、朝顔そっくりであることが分かりました。自分なりに調べてみるといろいろな条件が重なった時に開花する様ですね。imasan の旺盛な探求心のお蔭でよい勉強になりました。一番最後の彼岸花の写真、のどかで本当に素晴らしいですね。

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  2. ・さつまいもの花とは珍しいですね。私は見たことがありません。家内は、近くの畑で見たことがあるそうです。調べてみますと、「温帯では開花しにくい、まれに開花する程度」で、「気温が高いまま、日照時間が短くなれば花が咲きやすくなる」とあります。今回の花は適した条件がうまくそろったということですね。
    ・さつまいもはヒルガオ科で、朝顔やハマヒルガオは同じヒルガオ科で似たような花が咲き、見かけたことがあります。ハマヒルガオは小さな花で海岸の砂浜に群生しているのを昔海釣りに行った時に見たことがあります。
    ・さつまいもといえば、苦い経験があります。花菖蒲の畑からさらに山側へ少し行ったところに小さな野菜畑を借りていて、数年前にさつまいもをつくりました。1年目はとれましたが、2年目はいざ収穫という前に、イノシシにすべて食べられました。次からは、大根に切り替えました。年末には30本くらいとれ、たくわん漬けにして、おいしくいただいています。

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  3. 石井様 読んでもらって有難うございます。
    近所の方からお声が掛からなかったら分からなかったと思います。
    誘って頂いたのは、ブログを書いていることを知っておられ、また、パソコンが分からない時に聞いてこられるなど仲良くしている方からでした。
    日本では、6年に1度くらい話題になっているそうです。
    形が朝顔そっくりなのには驚きました。茎は太いので、水分補給が十分なのか日が照っていても咲いていました。
    戦後の時期に、この太いさつまいもの茎を食べられたのですね。美味しそうに見えます。
    彼岸花は、家の前の道の先にあり、毎日、眺められる距離にあります。

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  4. 豊島様の奥様は、さつまいもの花を見られておられるのですね。
    名前が地味なので、花の形が想像しがたいです。
    ただ、薄紫色で、高貴な感じがします。
    さつまいもも根を張るので群生しますが、ハマヒルガオと違うのはここだけの花です
    植えられたさつまいもをイノシシに食べられたのですね。
    ゴルフ場の芝生を掘り起こしてミミズ食べるイノシシには敵いません。
    花菖蒲、大根と奥様と二人で大地に親しんでおられますね。

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  5. imasanのブログ気づかずに今頃のコメントです。100年に1度咲く(?)薩摩芋の薄紫の花を初めて見ました。説明書が無ければ、朝顔か昼顔の花と見間違えるでしょう。とても貴重な映像をありがとうございます。このブログを読んでいて今は亡き地域の名士のことを思い出しています。この方は話が上手で聞く者に適度の弛緩を与えながら話をしていました。本筋の合間に小話を挿入して緊張と笑いです。

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  6. 思い出したのはその小話です。
    その1 100年に1度咲く花
     竹藪の持ち主が毎春筍を楽しんでいました。ある年に竹藪が白く花盛りです。竹は1年に
     1度白い花が咲き、その後枯れて朽ちると言われています。そのことを思い出し慌てて近
     所の医者に駆け込み「竹藪が枯れて朽ちる!早く見て!」「それは庭師に頼め」「近所
     の皆は先生のことをヤブ医者と言っているが…」
    その2 薩摩芋
     薩摩芋を沢山召し上がると放屁するのが一般的です。
     ある年に、天皇・皇后両陛下が新幹線の車窓から富士山を眺めている時に、天皇が思わ
     ず「プッ」と音を出しました。すると皇后が「屁か(陛下)」と小声で笑いました。
    本筋は全く忘却しているのですが、小話だけは記憶に残っています。
    ブログと関係無いようなコメントで恐縮です。

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  7. 竹は100年に1度白い花が咲き  の誤りです。

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    1. 読んで頂きありがとうございます。
      何故か、紫の花と言うのがさつまいもらしいです。
      朝顔もつい先ごろまで咲いていました。
      コロナもそうですが、今年はいつもと違います。

      さて、ブログからお題を取っての2つの小話は見事です。
      面白いですね。

      私の方、最近、6月から始めたグランドゴルフにはまっています。
      週に2回、20人ほどで競い合います。上達が原動力です。
      そちらでも盛んではないでしょうか。大体、公園でやっています。
      1度、されてみてはどうでしょうか。

      Gotoでコロナ感染者が増えて、注意が必要ですね。
      マスクが手放せません。

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