2017年1月17日火曜日

趣味の木工作品

 新年にふさわしい書の作品がないので、代わりに小生の別の趣味の一端を紹介します。
父の遺品の大工道具一式を、兄弟の中で私が全部引き取り、趣味の木工作品造りに活用しています。これまでに造ったいくつかの作品を紹介します。これらの作品は今も実用に供して使っています。
①は我が家の庭にあった古木を使って、ドリルとノミで、根気よくくり貫いて、割れ目は同じ材料を接着して塞ぎ、見栄えをよくしました。
④ホームセンターで端材を購入し、ノミとカンナを使って加工したものを、木工ボンドで接着して仕上げました。表面は木の肌を生かして、地のままです。
②小型のテーブルがほしいというので、家具店を探したが適当のものがなく、既製品と端材を使って自作しました。今も使っています。
以上趣味の一端を紹介しました。


12 件のコメント:

  1. 花飾り手桶は、床の間との色合いがピッタリですね。でも、よくぞくりぬきましたね。
    踏み台は、足は末広がりで、桟は嵌め込みになっていますね。手が込んでいます。
    根気のいる木工と書道の掛け軸作りの三つ、いい趣味だこと。もっとあるかも?
    それはそうとテーブルのある部屋の日当たりが良く、暖かそうですね。

    返信削除
    返信
    1. 我が家は南東向きに建っているので、午前中は8時頃から午後1時くらいまでは全く暖房も不要で、今は暖かすぎるくらいです。午後は日が入らないので、別の西向きの部屋で過ごしています。ただし台所は北の隅にあるので、寒いです。

      削除
  2. 木工品花飾りの手桶から思わず掛け軸に目が移りました。「凡作業須要有事天之心  不要有示人之念」(およそ事をなすには すべからく天につかふるの心有るを有すべし。人に示すの念有るを要せず)今年は、年初めから良い勉強をさせて頂きました。この文言は、今さんの一日一言(2016年9月8日)に掲載されていて、当時とても新鮮に感じた記憶があります。
     肝心の木工品へのコメントでなく御免なさい。

    返信削除
    返信
    1. 前に仲間の展示会{ギャルソン会」で出展したものを、投稿しています。imasanのコメント通りです。

      削除
  3. 大島様、この床の間の掛け軸は、2016年9月6日に、野尻様がこのミナヨシ会のブログに投稿されたものです。その内容の説明もブログに掲載されています。
    私は、野尻様のブログを見てwebで調べてみると、南州の書いた掛け軸が能登半島の南惣美術館にあることが分かったといことをブログに掲載しました。
    元はというと、野尻様の投稿からです。

    返信削除
    返信
    1. 今川様 うっかりしてとんでもないミスをしてしまいました。野尻様の投稿からが始まりなのですね。とんだ恥さらしをしてしまいました。でも、良い勉強になりました。

      削除
  4. 写真の作品は、みな見ごたえがありますね。手造りの作品には愛着が持てると思います。また、受け継がれた道具類は、きっと素晴らしいものと推察します。
    私も子供のころから木工に興味がありました。本格的な「のこぎり」、「のみ」、「かんな」には、魅力を感じます。
    ところで、踏み台の下の方の木材の組み方は、「のみ」を使った「ほぞ加工」(にわか勉強)と思われますが、如何でしょうか?「ほぞ加工」をされているようでしたら、かなりの腕前ですね。

    返信削除
    返信
    1. ご推察の通り、「ほぞ加工」です。釘類は一切使用していません。ただし、接着剤で強固にしています。{のみ」「かんな」「のこぎり」の世界です。最近は女房殿の注文がないので、作品も少ないです。

      削除
  5. 花飾り手桶は、わび・さびの世界、小型丸テーブルは、センスのあるインテリアと、次々ご自分の作品が世に出るというのは、何か他に代えがたい喜びや達成感などが生じるんでしょうね。充実した毎日が伝わってきます。素晴らしい作品に感銘を受けました。

    返信削除
    返信
    1. わび・さびの世界という言葉を聞くと、ちょっと面はゆいです。単なる思い付きと、どこかで見たものを、自分なりにアレンジして造りました。すばらしいコメントありがとうございます。

      削除
  6. 花飾り手桶は趣味というより芸術的な作品ではないでしょうか!栗の木の一体ものとのことですが、周到な準備と根気よく作業を成し遂げる気力と精神力によって生まれた作品でしょう。拡大して見ましたが、色合い、取っ手の曲がり具合、ボスの部分、見事で素晴らしいですね。一つのことに打ち込む大切さを改めて教えていただきました。ありがとうございます。

    返信削除
    返信
    1. 誉めていただきありがとうございます。手桶はご指摘の通り、根気よくくり貫き、大きな割れ目には、端材を工作して、隙の無いように埋め込みました。取っ手の部分も一体加工なので苦労しました。

      削除