2017年8月24日木曜日

水彩画(その5)

相変わらず、水彩画を続けています。今回、6月から8月にかけて、完成させた水彩画の中から、4点を投稿します。出来栄えはまだまだです。

1.絵の勉強

現在、次の二つの会に参加して勉強中です。
①「スケッチ倶楽部(以下、クラブ)」、2014/6 入会、第2・第4金曜、2~4時間
このクラブは、室内または室外。春と秋のスケッチバス旅行が楽しみです。
②「絵画教室(以下、教室)」、2017/1入会、第1・第3水曜、2時間
6人ほどの席があるアトリエで描きます。先生による個別指導。

2.新しい描き方

前回投稿「水彩画(その4)」(2017.6.2投稿)で記しました、「新しい描き方」、すなわち、「透明水彩絵具+不透明水彩絵具」(教室での指導)という描き方に少し慣れてきて、最近では、この描き方で描いています。
なお、クラブでは、従来通り「透明水彩絵具のみ」、自宅で不透明水彩で仕上げています。幾日かに分けて、1枚あたり計10時間くらいかかっています。

3.今後の描き方

描き方については、現在の「新しい描き方」をしばらく続けようと思っています。なお、「新しい描き方」に習熟してきたら、次に油彩に近い「アクリル画」(教室ではアクリル画の方が多い)に挑戦してみようと思っています。

アクリル画は、ほぼ油彩と同じように見え、重ね塗りにより重厚な絵が描けるのではないかと期待しています。アクリル画は絵具を水で溶く、水彩画です。

4.水彩画4点

今回の4点は、いずれも室内または現地で描いたものを写真を見ながら、新たに描き直したものです(写真2は除く)。

<写真1>「花菖蒲(1)」、 <写真2>「花菖蒲(2)」
・花菖蒲(花しょうぶ)については、昨年投稿した、「花菖蒲が見頃です」(2016.6.13)と同じ畑の花菖蒲です。今年も例年のように見事に咲きました。6月初めから咲き始め、約1か月が見頃です。花の種類は約10種類。これらをモデルにしています。
・この畑は、200坪弱(休耕地を借用)で、ワイフが育てています。花が咲き終わった後は、雑草が生い茂り、草取りが大変です。これは、ワイフの仕事ですが、私も最近少し手伝っています(土、日の早朝)。腰痛に注意しながら。

<写真3>「三保の松原」
6月にクラブで三保の松原にスケッチに行きました。この時の写真をもとに描き直したものです。三保の松原については、昨年の投稿「三保の松原に行ってきました」(2016.6.27)と同じ場所です。海が近く、時々潮騒が聞こえました。先生からは、遠近感を出すようにといわれました。

<写真4>「高部みずべ公園」
7月にクラブで市内の公園へスケッチに行った時のものを描き直しました。晴天で暑い日でしたが、木陰でスケッチをしました。二つの川の合流点です。


<写真1> 花菖蒲(1)
花と花瓶のバランスが気になっています。

<写真2> 花菖蒲(2)
三つの写真を合成したものです。


















<写真3> 三保の松原
大きな木は、樹齢200~300年といわれています。遠近感に注意しました。

<写真4> 高部みずべ公園
本流は画面の上の方向へ流れ、市内を流れて、清水港へと注ぎます。













12 件のコメント:

  1. 豊島様、以前の広い花菖蒲の畑の写真、綺麗でしたね。
    絵でも、色々な種類を描き分けておられますね。
    花菖蒲2の背景は深みがありますね。日本画の世界ですね。
    三保の松原のむこうとこちらを散歩する人の遠近感がありいいです。
    油彩調より淡彩が私は好きです。
    熱心に教室に通っておられることに感心します。飽きっぽい私にはできません。

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    1. コメント有難うございました。私も水彩画を始めたころは、「淡彩」が好きでした。しかし、淡彩は、ある意味難しいと思っています。将来、また淡彩に戻ることもあるかと思っています。淡彩は、水墨画のようで、良い趣がありますね。
      今は、重ね塗りに魅力を感じています。

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  2. クラブと教室に所属されて絵の技法を追及、アクリル画にも挑戦したいとのこと。大変な努力と熱意に感心しております。アクリル画は途中で専門的な処理が必要とか聞きましたが、いつかその技法の解説を楽しみにしております。いずれにしても技法を詳細に解説いただき勉強になります。僭越ですが、絵の印象を書かせていただきます。(1)花菖蒲2点は日本間に飾りたいですね。奥様が育てた花菖蒲をToyoshima-sanが描くことは本当に貴重な絵になりますね。(2)三保の松原は人の姿に感心してます。チョット絵具を置いたようですが、遠くの人でも手や足の骨格がきちんと見えます。この辺がたまらなく上手です。(3)高部みずべ公園。私はこの絵が好きです。上の緑の葉が少し重く感じますが、意図されたものと思います。場所はゴルフ場の近く、或は静清バイパスの下あたりのどちらかと思ってます。素晴らしい作品を観させていただきありがとうございます。(A.Ishii)

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    1. コメント有難うございました。絵は、試行錯誤の連続です。倶楽部の先輩からは、とにかく沢山描きなさいと言われています。スポーツと同じで、練習が大切だと思っています。いつも思い通りならないと思いながら、勇気をもって投稿しています。
      なお、高部とは地名で、本流の川は、巴川です。

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  3. 素晴らしい絵画に魅了されています。奇数週に教室、偶数週にクラブと毎週絵を共にする生活が彷彿と浮かんできます。その上に仏道へと探究心を燃やし、素敵な余生を送っていると感動しています。
    私は、ボケ防止のため「ナンプレ」(数独とも言われています)で脳トレにはまっています。豊島さんの生き様を見て、恥じています。

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    1. 投稿をご覧になっていただき有難うございます。
      先日、知人が、後期高齢者の運転免許証更新の前に行われる「認知機能検査」のことを話していました。今回はOKでしたが、3年後の次回は心配だとのことです。私も来年、更新があり、少し心配になりました。「ナンプレ」とは、初めて聞きました。ネットなどで調べて、試してみようかと思った次第です。よい情報を有難うございました。

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    2. 「ナンプレ」は、縦9個x横9個の計81個のマス目の中のまだ数字が入っていない箇所に、縦列と横列、内部に9個ある3x3のブロック内の数字が重複しないように、1から9までのどれかを入れていくパズルです。新聞や雑誌に掲載している「ナンプレ」の問題の難易度は必ずしも高いものではありませんが、書店などにある難しい問題に挑戦すると、結構脳トレになります。

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    3. 早速、ネットのナンプレを二つほど試みてみました。苦戦しました。慣れ、コツがあるのかと思いますが、相当頭を使いますね。脳トレに良いと思います。これから少しづつやっていこうと思っています。

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  4. 素敵な力作を拝見いたしました。絵のほうは、深くはわかりませんが、野尻さんの書と同様相当修練を重ねたすえの結果かと推察いたします。花菖蒲のとくに(1)は深みのある色使いで、気持ちが落ち着くような雰囲気を醸しているように思います。風景のほうは独特の画風で、やさしい穏やかな描き手の心象なのかなと感じます。高部みずべ公園はユニークな構図で、公園や川岸の描写が効果的に表現されて印象的です。素晴らしい絵を描き続けてください。

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    1. コメント有難うございました。よく見ていただいて有難うございます。
      もっと良い絵が描けるよう、レベルアップを図っていきたいと思っています。
      このブログに投稿することを励みにしています。

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  5. 貴兄の絵に対する情熱と、作品の素晴らしさに、いつもながら感心しています。どの絵も素敵に描かれていて素晴らしいですね。皆さんのコメントも読んでいますが、小生にはコメントするだけのセンスが有りません。ただ描かれているものが素晴らしいことは皆さんと一緒です。ぜひ続けてください。

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    1. コメント有難うございます。
      いつか上手く描けるのではないかと 夢見て いつも描いています。
      クラブのいくつかの作品展や このブログに投稿するのを楽しみに励んでいます。

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