2020年6月16日火曜日

花菖蒲が見頃です(5) Seiji Toyoshima


・当ブログへの花菖蒲についての投稿は、2016年6月が第1回で、その後の関連投稿も含めて今回が5回目となります(毎年6月に投稿)。

・今年も花菖蒲が元気よく、見事に咲きました。年々少しずつ増えているようです。

・この花菖蒲※は、家内が育てているもので、休耕地(自宅から徒歩10分くらい)をお借りしていて、畑の広さは、およそ東西30m、南北25m(概略250坪)で、家内が雑草取り、施肥、株分けなどほぼ一年中作業しています。

・花の種類は、約10種類(因みに、花菖蒲は2,000種以上あるとのこと)で、6月初めに咲き始め、1番花、2番花(元気のよいのは3番花まで)の順で1番花が萎んだ後、ほぼ1週間ごとに次の花が咲き、約1か月間咲き続きます(早番、遅番あり)。

・今回の投稿は、写真のオンパレードとなりました。遠景、中景、近景と分けて並べました。なお、近景の5種ついては、ある図鑑の134種の中から名前を探して、それらしき名前を記しました。判別しにくく、参考にしてください。
以下、写真をご覧になってください。

※:この花菖蒲は、以前、近所の奥様が趣味で全国?から有名なものを集めて育てていたものをいただいて、自宅の庭で育てていました。丁度、良い縁があって、現在の休耕地をお借りすることができ、10数年前に自宅の庭からこの畑に移植したものです。家内が、コツコツと増やしながら今日に至っています。

1.遠景

6月8日撮影。1番花が満開です。数人の訪問客が見られますが、家内の書道、短歌などの仲間の人たちです。
なお、最近ではご存知の方も多くなり、毎日のように多くの方が見えています。

6月12日撮影(早朝)。遠くの方にポツンと赤いウエアの方が見えますが、萎んでしまった1番花を摘み取っておられるところです(目障りなため)。最近では、雑草取りも含め、手入れ作業を手伝ってくださる方が何人かおられます。

2.中景

全体として、白系と青系が多い。
青(紺?)系が密集しています。
白、青、紺がランダムに混じっています。

3、近景

名前:雲龍?、潮来?
名前:潮流?


名前:浮草の池?

名前:越後獅子


名前:五色の珠? 酒中花?

<付録>

近くの公民館のサークル活動の一つである、私が入会している絵の倶楽部は、新型コロナのため(公民館が4月、5月と休み、6月9日から開館)、6月12日に再開しました。当日は、天候が良ければ花菖蒲の畑でスケッチを行う予定でしたが、雨の心配もあったため、公民館の教室でスケッチを行うことにしました。そのため、モチーフとして畑の花菖蒲をカットして、3セット分用意しました。
私以外の皆さん(5名)は、皆ベテランで透明水彩画で上手に描いていました(約2時間)。
私は、自宅の庭に咲いていた「蛍袋」をモチーフ2の中から取り出し、描きました。
現在勉強中の「淡彩画」で1時間半くらいで描きました(下の写真)。

モチーフ1
モチーフ2

私が描いた絵:蛍袋(淡彩画)

11 件のコメント:

  1. いつもながら綺麗ですね。待っていました。
    奥様、良くこれだけ植えられますね。
    行けませんが、実際に全体が眺められたら壮観でしょうね。
    デジカメの場合、どうしても濃い青が出ません。どうかして出せないものかと思っています。
    その青い花菖蒲を水彩画で描いたら色が出せますね。
    山間の平らなせ広いところですね。
    櫓を組んで、少し高い所から眺められたら美しい景色でしょうね。

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    1. コメントありがとうございます。花菖蒲のある畑は、日本平(標高307m)の清水側(北)の麓(末端)にあります。この畑は、ほぼ平地ですが、ここから日本平に向かって緩やかな登りになっている、里山です。両側の山にはみかんが多く、平らなところは野菜などがつくられています。花菖蒲畑は里山の最下の所で、畑の中に幅0.5mくらいの小川?が一年中流れていて、土も水分を含んでいるようで、花菖蒲の適地です。
      ドローンで上空から撮影したらと思います。
      花の色については、微妙な色も多く、写真と実際とは違うものも多いと思います。
      花菖蒲の絵は3枚ほど以前描いたことがあります。

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  2. 今年も見事な花菖蒲を楽しませていただき心が和みます。遠景では、百花繚乱の壮大な様子から、手入れがさぞかし大変だと想像してしまい、花を愛でるより現実の作業に注目してしまいます。中景からは、丹精込めて整備された様子が伺われます。近景からは、花菖蒲の形、色彩、花柄など種類ごとに個をアピールしているかのような面白さを感じます。白系が多い様ですが、これは肥料とか土質などとは関係なく、単に種類ということなのですか?毎年訪れて楽しみにしておられる方も多い様ですが、小学生が課外授業として先生に引率されて来ることはないのでしょうか?

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    1. コメントありがとうございます。花菖蒲の色は種類によって決まりますが、肥料などにより経年的に少し変わるものもあるようです。全体的には、白系が目立ちますが、純白のものはわずかで、白地をベースに淡い青色やピンク色の筋が通っているものが大分部です。
      小学生(徒歩10分くらいの所に小学校あり)の訪問は、過去の投稿(「花菖蒲が見頃です」2018.6.14)の中に小学生たち(100名くらい?)が先生に引率されて訪れたときの写真が掲載されています。可愛いですね。偶然でしたが、良い写真が撮れたと思っています。

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  3. 美しいです。奥様の花菖蒲園も今や清水の名所になっているのですね。お友達やその他多くの方々がみえるとのこと、そしてスケッチの会場にも予定される。過去の投稿を見ても一年生が多勢見学に来て、アゲハ蝶も訪問する素晴らしい場所ですね。
    1)私は一度だけ河津で花菖蒲園を見ました。小さな湿原で時にはパイプで水を引いて、歩きにくいので畦板も敷いていました。Toyoshima 花菖蒲園も以前の写真にパイプが見えて水を引いているのではないでしょうか。単に草取りだけでなく年間を通しての大変な努力によって美しい花が咲いていることが分かりました。
    2)花にはそれぞれ名前があるとのこと。確かに河津でも「五月晴」「千代の春」など名札がありました。このことからも本当に奥深く高貴な花であることを感じます。ちなみに Toyoshima さんのお気に入りは「雲中の雁」とか。
    3)この花菖蒲園がお宅から10分、そして富士山の雄大な姿を眺められて、更にマグロが美味しいとは、素晴らしい所にお住まいですね。羨ましい限りです。
    4)蛍袋(淡彩画)もとてもよく描けていると思います。キキョウ科の多年草とか、その楚々とした感じが素晴らしいです。
    5)最後に、個人で努力を重ね少しづつ花を増やし、この様な素晴らしい花園を造り上げた奥様に心から敬意を表します。

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    1. よく見ていただいてありがとうございます。ご質問、1)~5)についてメモしてみます。
      1)湿原とは言えませんが、幅0.5mくらいの小川?が2本畑の中を流れています。何となく全体的に水分を含んでいるように感じます。花菖蒲には適地と思っています。
      2)「雲中の雁」を調べてみましたが、これは見当たらず、画家・安野光雄の「雲中一雁」についてに記事がいくつかありました。「雲井の雁」というのはあり、近景の5番目のようです。これもお気に入りですが、近景の1番目の「雲龍?」が最もお気に入りです。色彩がよいと思います(これは3株くらいしかありません)。
      3)最近は、この地は良い所と改めて思います。家内は、私と同じ埼玉出身ですが、結婚する前は、遠くて少し躊躇していました。今では生き生きしています。
      4)蛍袋とは、面白い名ですね。この時期になると庭に10本くらい咲き、風情があります。
      5)ありがとうございます。家内に伝えます。

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    2. なるほど小川が2本畑の中を流れていれば最高の条件ですね。「雲中の雁」は2016-6-13 に投稿いただいた記事の最後に写真が出ています。それは確かに3色の大きな花で、存在感があって私も素晴らしいと思いました。

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  4. 実際の光景はまさに一見の価値ある素晴らしいものにちがいありません。IMASANのコメントのようにいわゆるBird's-eye view で見た全体像は、夢中の花園とでも表現したくなるでしょう。これまでに丹精込めて育ててこられた奥様のご努力はいかばかりかと思いを馳せたくなります。こちらでは館林に菖蒲田がありますが、これほど多様なものではなかったように記憶しております。コロナのためほとんど外出していない中で、図らずも素敵な美景に接っすることができました。ありがとうございました。

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    1. コメントありがとうございます。imasanが言われるように、上空から見られたらと毎年思っています。ドローンならばと思いましたが・・・。家内は、書道、短歌、オカリナなどいくつかのサークルに入っていますが、この畑の手入れに特に時間を割いています。
      コロナで、スケッチ倶楽部も4月、5月と休みでしたが、12日には再開できました。生憎、雨の予報があり、畑から花菖蒲を切り、数名で描きました。一人が「絵が描けて幸せ」とつぶやいていました。同感です。早く普通の生活に戻ればと思っています。

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  5. 奥様のお花畑の管理は大変な作業ですね。咲き終わった1番花を摘み取る作業
    > は、お花畑をいつもきれいに保つために欠かせない作業ですね。石井さんのアドバイスで写真ををコメント記入者の蘭に入れて記入したら公開出来ました。

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  6. 花菖蒲は、6月初めに見事に一斉に開花します。一番花は一週間くらいで咲き終わって萎れ、その茎の次の二番花が咲き始めます。萎れた一番花は美観を損ねますので、手で摘み取っています。大変な作業ですが、最近では、何人かの方が手伝ってくれています。20日を過ぎるとほとんどの花が散ってしまいます。「また来年よろしくね」と言いたいと思います。
    さて、コメント非表示の件、お疲れ様でした。A.Ishiiさんとimasanさんから、アドバイスを頂けますので、心強いですね。

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