2020年6月1日月曜日

老人のマスク作り奮闘記    A.Ishii

私は81歳の男性で、田舎の辺鄙な山の中で一人暮らしをしております。齢相応に体力は低下し、歩行もゆっくり、多少左手が震える時があり、目の方も乱視、緑内障及び老眼で細かい作業が苦手になってきました。

さて、新コロナウイルス感染が大きな問題となって、テレビをつければ当然のことながらこの問題が報道されております。山の中に住んでいるとはいえ、やはり恐ろしくて息をのむ思いでニュースを見ております。最前線で奮闘されておられる医療関係者はじめ多くの方々がご苦労されておられる様子に頭が下がります。早く日本全土で収束し、世界的な規模で「終息宣言」を聞きたいものです。「三密をさける」「マスクを着用する」「十分手洗いをする」など基本的な対策をすることは重要ですが、マスクを欲しいと思ってもなかなか購入することが出来ません。私には沢山のマスクは必要ありませんが、どこに行ってもマスク1枚購入出来ませんでした。そこでマスクが買えないなら自分で作ってみよう。自分の縫製技術を試すのにちょうどよいのでは、と内心思ったのです。

「1」計画と準備
自分で使うマスクは自分で作る。外出時そのマスクを着用しても恥ずかしくない程度の見栄えで、自分でも      90%ぐらい納得の出来る様なマスクを作ることを目標とします。

*使用ミシン :ブラザーコンピューターミシン CPS42シリーズ
*アイロン :東芝製
*使用材料 
ペーパー:市販の車を拭くウエットペーパーを乾かしたもの。
布巾:台所などで清掃に使うもの。
敷布:手持ちの中で出来るだけ生地の薄いもの。
蒲団カバー:掛け蒲団用のカバー。
枕カバー:100円ショップにある袋型枕カバー。
不要衣類:クリーニング済のスカート。
ダブルガーゼ:2枚合わせにしたガーゼ(但し品切れで長期間購入できなかった)
平ゴム:手持ちのもの。

「2」製作(初期段階の失敗例)
1)マスクが形にならない

左上は市販の紙製マスクである。これを参考にして材料の紙を折ったが、なかなか寸法が合わず失敗。材料の紙は腰が弱く、この時点で使用をあきらめた。

2)プリーツが一つ足りない。
試行錯誤の末少しばかり上手く出来たと思ったが、織り目(プリーツ)が一つ足りない。見た目は少しマスクらしくなって来た。丸い細いゴムひもが入手できないので体裁悪いが平ゴムを仮付けした。

3)トラブル発生
やわらかい生地を使い返し縫いをしたら送り歯の所に噛みこんでしまった。引っ張ってもビクともしない。修理に出さなければならないか? このマスクプロジェクトも活動を中断しなければならないかと暗澹たる気持ちになった。思い切って大きなネジを2本外してプレートを外したら、何とか布を取る事が出来た。簡単に解決した様に見えるが、普通のドライバーは上から使えない。10円硬貨を使って見たが、手は震えるばかりで上手くいかない。やっとの思いでプレートを外したら、今度は修復が難しくて。時間ばかりかかってしまった。それでも何とか修復出来て安堵した。

4)出来上がりのゆがみ
きれいな長方形でなくゆがんでいる。また左右ゴム通し部の縫い代が極端に異なる。
寸法も幅が小さくなってしまった。良いところなし。

5)ちじれ縫い発生
やわらかい生地でアイロンが効かない。急いで縫ったら左下にちじれが生じた。最後の工程で失敗して修正不可。結局縫った所を全部ほどいてやりなおした。もっと慎重に!!

6)再度ミシントラブル
下糸が無くなったのでボビンを交換した。どこでどう間違えたか突然縫えなくなってしまった。サービス員に来てもらい修理をしてもらった。糸の掛け間違いらしく、基本動作が出来ていなかった。

「3」反省
マスクの製作は自分の縫製技術にちょうどよい課題と思ったが、現実は大違いで自分の未熟さを知らされた。マスクの作り方の基本を理解してないことも大きな問題点である。そこでマスクの作り方の動画を繰り返し見て勉強した。動画では凄腕の女性が親切に教えてくれるし、その技術は見事であり感心するばかり。一方テレビなどでマスク姿を見ていて分かったが、マスクも「プリーツ型」「立体型」「箱型」がある。箱型も多数紹介されていたが、これは好みでないので製作しないことにした。
動画で学んだことは
*必ず型紙を使うこと。
*アイロンを上手に使い、予め縫いやすい形に整えること。
*凄腕先生と競争しないで、ミシンはゆっくり、失敗しない様に操作する。
*自分で考えて、縫う距離を出来るだけ短く、シンプルな構造にする。
*段取替えをしたときは必ず試し縫いをすること。上級者も心がけていることらしい。
*作業環境はきちんと整理すること。
非常にまずい状態である。使わない物は上に置かない。アイロンは広い所に置き換えた。

型紙を作った
型紙1➡プリーツ型用  型紙2➡立体型(You Tubeより)  型紙3➡2の改良型
型紙4➡3の改良型  型紙5➡4の改良型(これが一番良い)  型紙6➡100円ショップで入手(上手く使えない)

「4」製作
動画に従いかつ反省点を頭に入れて作業を進めた。期せずして作業のスピードも上がって来た。時間が掛かるのは改善点を考える時である。例えばゴム通し穴を簡単に作る。ほつれを上手く処理する。ことに苦心した。
少しづつ改良を加えて作ったマスクを時系列に左上から右下へと並べて見た。一つ一つが設計変更して、どこかが違っている。どのように違っているか大体わかる。


比較的無難に出来たものを選んでみました。右の一番下がダブルガーゼで作ったもので一番上手に出来たもの。見た目は大差ないが肌への優しさ、全体のフィット感が良い。

着用状態の確認・評価(6例のみ)

柄物は少し恥ずかしいが、出来としては悪くない。一番良いのはダブルガーゼで作った右下のマスクである。微妙な違いであるが顔を柔らかく、しかもしっかり包んでいる。評価は80点かな。

「5」感想や疑問
1)店頭からマスクが消えてしまった時期が相当長く続きましたが、皆様はどのようにしてマスクを調達されたでしょうか?
2)増産している。新規に生産を開始した。というニュースが流れたが、一向に店頭にはマスクは並ばなかった。生産数が足りないのか、どこかで買い占めたのか?
3)家電メーカー・シャープもマスク生産を開始しオンライン販売するとのことで、私も申し込んだ。購入希望者多く、抽選とのこと。初回の倍率は117倍であった。販売というのは欲しい人に品物を無理なく供給することが出来て初めて販売と言えるのではないだろうか? こんな「猫じゃらし」みたいなことは止めて欲しい。
4)最近(5月27日)、100円ショップDAISOで50枚入りマスクを売っていた。深い考えもなく取りあえず1箱購入した。次に隣接するスーパー(MAXVALU)に行ったら、ここでも40枚入りマスクを売っていた。何とここは数量制限なしと張り紙まであった。勢いでここでも1箱買ってしまった。
都合90枚のマスクを買ったことになるが、状況の変化の激しさにただ驚いている。
5)政府は以前から各家庭に布製マスク2枚を配布すると決定し、東京から配布始めたらしい。我が地方は5月31日現在未配達。楽に90枚も購入できたし、自分でも製作出来る様になったので、通称アベノマスクはどうでもよくなった。この施策を考えた人は、年賀状を届けるスピードでマスクも配布出来ると考えたのだろうか? 
6)今回マスクを作ってみて、自分の縫製技術が未熟であることが分かった。一方時間をかけて試行錯誤、根気よく作業したお蔭で随分勉強にもなりました。

           ***** おわり *****


13 件のコメント:

  1. A.Ishiiさんのチャレンジ精神には頭が下がります。時宜を得た発想で良い体験をしましたね。今回のマスク騒動で、日本が如何に変化に脆いか痛感しています。平時は、殆どが中国からの輸入で何も起こらない日々でしたが、中国で日本向けの生産が始まりある程度の量がまとまった時点で、日本への出荷停止を中国政府がかけました。原材料の織布も中国からの調達が思うようにいかない、ここで、日本は目覚めなければ駄目ですね。食料をはじめ自動車、パソコン、スマホ等々の部品は全部輸入です。最低の自給自足体制が無いと、緊急事態時には物質不足で自滅です。もっと、日本の危機管理を真剣に考えてもらわないと、桜を見る会で遊んでいる場合じゃないでしょう。安部のマスクはまだ未着ですが、随分と税金の無駄使いをしましたね。
     80歳を超えると4人に1人は認知症ということですが、このようにマスク作りに取り組み、クオリティーを高める工夫をする姿勢があれば、何も心配することがありませんね。お互いに80代をコロナに負けないで過ごしましょう!!

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    1. コメントありがとうございました。アベノマスクの配布遅れは、配布業務を丸投げされた〒局の配布能力不足によるものかと思ってました。仰ることを反芻しますといろいろ問題がある様ですね。言えることはことは、ありがたみがなくなって品物を頂いてもこまりますね。緊急時にある程度自給自足できる体制整備の大切さが分かりました。このことは国全体のことばかりでなく、一般家庭においても同じかと思います。緊急事態発生してから品物を買いに走るのでは駄目ということが良く分かりました。分かっているのですが難しいです。でもそのような意識を持つことが必要でしょう。認知症については自分が認知症であるかどうか自己判断できないとこが問題ではないでしょうか? ときどき普通のことが出来ない、覚えられないと戸惑うことがありますが、出来るだけ色々のことを試みて、意識的に自分に刺激を与える様にと思っております。今後もよろしくお願いします。

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  2. ・2年ほど前の A.Ishiiさんの投稿(「近況報告(その2)・・・フライパンとミシン、2018.02.03)を拝見したとき驚いたことを覚えています。今回の記事には、二度目のびっくりです。沢山のマスクの試作品には圧倒されました。その熱意と根気の良さには、感心しました。
    ・新型コロナについては、TV報道やネット情報を関心を持ってみるのが日課になっています。政府の対策については、少なからず不信感が残ります。前の大嶋さんのコメントには全く同感です。
    ・私の場合、マスクは花粉症対策で1月頃買っておきましたので、外出も少いため何とか間に合っています(アベノマスクは未着です)。
    ・公民館も4月、5月は休館でサークル活動は中止中です。絵と太極拳はお休みで、絵は「淡彩画」の勉強ができました(先の投稿の通りです)。6月も?の状況です。
    ・最近、足腰の衰えを感じていますが、出来る範囲でゆっくりを心がけています。

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    1. コメントありがとうございました。ミシンを使い始めたのは、母親の介護をしているときに衣類を少しリフォームする必要に迫られて始めました。しかしこれを女性の仕事(確かに女性の方が凄腕で上手ですが)と思わず、物造りと考えました。船を造るにも鉄板を溶接するわけですが、それと同じく布地のパーツを糸で溶接する感覚です。やってみると面白く、難しい加工をクリヤーしたときの喜びは大きいです。製品の大小は関係なく、何かのカバーやズボンの裾上げは簡単です。マスクは折り曲げて縫う部分が多く難しかったです。貴兄はライフワークの絵を描く趣味をお持ちで、更に健康面では太極拳などに取り組まれ、全てが計画的で感心しております。コロナが早く収束して自由に活動出来る様になるとよいですね。また宜しくお願いします。

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  3. こちらには、アベノマスクはまだ届いていません。
    手作りマスク、よく根気よく改良を重ねられましたね。一気に読みました。
    [2]4)の柄のマスクの色が良いなと思いました。
    それにしても材料を変え、型紙を変え工夫しいくつも作られましたね。
    最後にかけられたマスクは、顔を広く十分に大きく防護されていますね。
    家内も先日知り合いから手作りマスクをもらいました。
    柄物で着物から作られたそうです。中央に縫い目があります。
    これほど手作りするのは、日本人ぐらいでしょう。
    動画付きで、マスクつくりのネットの投稿の多さにも驚きです。
    アベノマスクが届かないから作り始めたのではないでしょうか。
    畑での野菜作りでもマスクでも本格的ですね。
    型紙を何種類も作られ、その中から良いものに手を加えられて市販マスクより良く見えます。
    私は、青色の白十字の柄物に好感を持ちました。
    最近、繕い物をしたいと思うようになりました。
    断捨離でミシンを廃棄したのが後悔です。
    背が低くなり、手持ちのズボンの裾上げが必要になりました。
    2008年ごろ、マスクな品薄になり、生協で買ったら中国製のN94で形が悪く使わなかったものが残っています。また、花粉症でマスクは良くかけるので、1昨年、60枚入りを650円ぐらいで買った残りがあります。それで、買っていません。
    石井君の手作りマスクがあれば、もう、買わなくても手作りが最高に良いですよ。

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  4. コメントありがとうございます。imasanもミシンを持っておられたとのこと、本当に何でも出来る方だと感心しました。どんなものを作ったのか興味あります。imasanは青色、白十字の柄物マスクがよいとのこと、さすがに鋭いですね。これは色柄を抜きにして非常に良い出来でした。ただし私が買い物に着用するには少し恥ずかしい気がします。畑作業のときにでも使います。
    奥様が着物の生地のマスクをいただいたとのこと、さぞかし素晴らしいマスクでしょう。記者会見の時偉い方々がまマスクをしてお話になりますが、そのマスクはファッション性を帯び素晴らしいものがあります。会見内容よりマスクに目がいってしまうことがあります。私も大きな洒落たイニシャル入りをと思いましたがさすがにこれはやめました。マスク姿がファッションになっては困ります。アベノマスクも未着との事、昨日現在全体の配布率が37%とのこと。市販の安いマスクを買える様になって送られてもありがた味は半減、大嶋さんが言われる「税金のむだ使い」ですね。
    imasanはコロナ問題でマスクを買ったことがないとの事ですが、個人的な危機管理が上手く出来ているからでしょう。いずれにしても早いコロナ収束を願い、医療の最前線で頑張っておられる医療従事者、そのほか大変なご苦労をされておられる方々に敬意を表したいと思います。

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  5. 細谷征凱さんから下記のメールがありました。ご本人に無断で、このコメント欄に貼り付けさせていただきます。

    ブログ投稿の案内ありがとうございます。楽しく読ませていただきました。目の病気を抱えながら、ご苦労の上マスクを自力で作り上げたのは立派です。一見マスクは簡単に作れそうですが、十分にマスクの機能を発揮するマスクを作るのは、大変なようですね。物作りの難しさを感じます。

    豊島、野尻、今川の3氏がブログ投稿を続けられているのは素晴らしいです。自分の趣味を楽しんでいる様子がうかがえます。

    私は、日本男子の平均寿命を最近超え、体力、知力の衰えを痛感しているこの頃です。目の方は小康状態を保っているので安心しています。

    アベノマスクは配布遅れ、品質問題等困ったものです。我が家には2、3日前にやっと配布されました。我が家ではいろいろ工面しながらマスクは何とか確保できています。

    東京では新型コロナウイルス問題は、まだ収束しておらずこれからも緊張が続きそうです。

    目をくれぐれも大事にしてください。お元気で!!



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    1. 細谷さん、済みませんが無断転記させていただきました。今後もよろしくお願いします。
      (A.Ishii)

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  6. 細谷様 いつも読んでいただき有難うございます。
    読んでくださる方が居られるので、書こうと思う気になる事が出来ます。
    今後もよろしくお願いいたします。

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  7. マスク製作記読ませていただきました。研究熱心なこと、マメなこと・・・等、とても私にはできません。脱帽です。ちなみに私の家内は、いまではあまり見かけなくなった洋装店と関わりがあり、そこの要望でマスクを量産(?)しており、つまり、いくらか小銭を稼いでいるのです。自分が作ったのは、早く売れてしまう、とか言って自慢しています。ところで、アベノマスクは来ましたが、中国製だとかいわれているので、使う気がしません。生産者が感染していて、ウイルスがついているなんてことはないんでしょうか? とにかく中国人は信用できません。そもそも暴力団よりもずっとひどいことをやっている国に日本をはじめ多くの国が、特にモノづくりにおいて、深入りしすぎたと思います。アメリカは、中国共産党そのものをつぶす気があるのでは
    ?といっているYouTubergがいます。今後日本にどんな影響があるのか気になるところです。
    ご自分で材料や形を変えて、だんだん理想に近づいてゆくマスクを着用することは、どんなにか楽しいことでありましょうし、また誇らしいことでしょうね。今後の成果もお聞かせください。

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    1. コメントありがとうございます。奥様もマスクを製作されるとのこと、さぞかし素晴らしい作品でしょう。私はマスク製作の動画をたくさん見ましたが、教えてくださる女性が細いしなやかな指で手早くアイロンをかけたり、高速でミシンを操作するのに感心してしまいました。奥様のマスクはお店でも一番人気ということは、縫製技術も凄腕のことでしょう。一度作品を拝見したい気もします。
      さて恐ろしい新コロナ感染問題の発生源は、かの国で、ある時期にお詫びの言葉くらい出るかと思っておりましたが、わたくしの考えはとてつもなく甘かったようです。海上の領域を平気で犯したりする相手とは、おっしゃるとおり余り深くお付き合いしたくないですね。それでは今後もよろしくお願いします。

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  8. 石井さんコメント遅くなり失礼しています。最近特に目が疲れて、皆さんのコメントを読むだけでも苦労しています。野菜づくりといい、マスク製作といい、その熱心さには頭が下がります。この分では当分認知症にはならないと思います。オンライン飲み会の提案なども積極的で、最新の手法を使いこなそうとするなど頭が下がります。コロナが収まったら皆さんと再会して「同窓会」を開きたいと思います。

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    1. コメントありがとうございます。必ずコメントをする義務もないので、どうか無理をなさらず、気にしないでください。マスク作りは半分真剣、半分遊びです。野尻さんのプロ級の「書と表装」に比べると真剣度は雲泥の差で恥ずかしい限りです。コロナで自粛生活、暇なので「オンライン飲み会」を考えましたが頓挫ですね。ビニール越しの会話ではなく、自由に何でも出来る様にコロナ終息を願っております。そしてどうか目をお大事にして下さい。

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