2023年3月29日水曜日

最近描いた絵Ⅱ(1) Seiji Toyoshima

 久し振りの投稿です。※  自分の判断ですが、比較的良いと思う絵(厳選)が2枚仕上がりましたので、投稿いたします。なお、絵は相変わらず毎日のように描いています。

  ※:気分一新のため、タイトルに「Ⅱ」を付けました。


1.「東沢大橋」:写真1.(アクリル画、サイズF6)

「東沢大橋」について調べると、「赤い橋桁が紅葉にひと際映える東沢大橋・・・東沢渓谷にかかる長さ90m、高さ48.9mの赤いアーチ橋で、秋には紅葉の八ケ岳を背景にその真っ赤な姿が美しく映えます。」とあります。山梨県北杜市の「八ヶ岳高原ライン」にあります。10年ほど前の夏、八ヶ岳近くへ家族旅行した際通りました。大きな立派な橋でしたのでよく覚えています。

絵の参考書の中の絵をモチーフにして描いたものです。上記説明の通りの景色になったと思います。


2.「椿」:写真2.(アクリル画、サイズF6)

絵のクラブのメンバーの方が、庭の椿の枝を持ってきてくれましたので、これをモチーフにして描いたものです。特に、陰影に注意して描いたつもりです。


       写真1.「東沢大橋」(背景の山は八ヶ岳)


写真2.「椿」


10 件のコメント:

  1. 投稿お疲れ様です。毎日のように絵を描いておられるとのこと、お元気の様子で何よりです。 「東沢大橋」は貴兄の画風が見る者を惹きつけます。手前の白いススキが遠近を引き立たせ、強いインパクトをあたえます。 「椿」はこれまた素晴らしく、花より花瓶(壺)の方に目が行きました。その肌合い、光と陰が見事に描かれております。
    前回の投稿で、大きなサイズの絵を1年かけて仕上げ、美術展に出品されたとのことでしたが、今回の2作品には肩の力が抜けた、余裕を感じますのは私だけでしょうか。

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    1. コメントありがとうございます。
      皆さんのコメントは励みになります。年のためか、絵を描くペースがやや遅くなったように感じていますが、内容的には丁寧に描いているつもりです。絵のクラブの先輩から県のすこやか美術展には「毎年出品したほうがいいですよ」とアドバイスされましたが、今のところ出品の予定はありません。心の中では、感動するような良い景色に出会えればと期待していますが…。

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  2. 両方の絵共に、注意してか描かれたと言う陰影が上手に表現されています。
    花より葉っぱのくっきりさが丁寧に見事に描かれています。
    右横からの光線を感じます。
    壷の陶器の色合いもいいですね。
    椿の絵は、今まで見た絵の中で1番印象に残る素晴らしい感じです。
    アクリルは、ごてごてしなく油絵と水彩の中間の様い感じがします。

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    1. コメントありがとうございます。
      この「椿」は、最近では良い出来と思っています。花の赤い色について、調べてみますと「椿の描き方」の中に、赤い色は「ピロールレッド」という絵の具を使ったとありました。初めての名前ですが、早速その絵の具を入手しました。追加でその絵の具を試してみようと思っています。
      赤色にしても、いくつかの絵の具があり、難しいと思っています。

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  3. 石井さんや今川さんのように絵についてのコメントは出来ませんが、貴兄の絵に対する情熱をひしひしと感じます。絵を描くことへの飽くなき挑戦に感動いたします。是非続けてください。私も気候が良くなって来たので、掛軸用の書の練習に取り掛かろうと思います。 





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    1. コメントありがとうございます。
      「書」の投稿を楽しみに待っています。
      「習うは一生」という言葉があります。私の絵もまだ習うことが多いと思っています。絵のクラブの先輩からは、「絵は毎日のように少しづつでも描いたほうがいいですよ」と言われており、これに努めたいと思っています。

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  4. 今回は作品の素晴らしさに圧倒されて、相応した作句が出来ないので句の添付は止めておきます。(誤解しないで下さい。今迄の作品が決して素晴らしくないなんて思っていませんから)
    「東沢大橋」の作品では、背景の紫に煙っている八ヶ岳が好きです。主役の東沢大橋と良くマッチングしていると思います。
    「椿」の作品は、作者が言う通り陰影に注力した効果が随所に顕われています。特に壺に注目すると壺の凹凸感や椿の葉のグラデーションなどから壺の気品が漂ってきます。観る人が安らぎを感じるバランス効果を醸していると思います。                  

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    1. コメントありがとうございます。
      たまたま、今朝(4月2日、6:35~)Eテレ「NHK俳句」題:「蒲公英」を見ました。この番組は今までもよく見ていましたが、4月の新年度から一新され、今回から新年度1週目で、選者・解説は、かの有名な「夏井いつき」さんでした。番組の内容も新鮮さがあり、授業を受けているようで、初心者にもよくわかりました。
      俳句は数年前に少し試みましたが、間もなくギブアップしたままです。
      今後も Eテレのこの番組(一年間続く予定)を見ていこうと思っています。



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  5. 「東沢大橋」
    豊島さんの絵画に対する情熱が、表れているように思います。10年前の現場における鮮烈な印象が背後に流れているのでしょうか。完成された豊島風スタイルに圧倒されます。手前のススキの穂でしょうか、この絵の素敵な前景を構成しています。
    「椿」
    豊島風にデフォルメされた静物画がパーフェクトに近づいているのではないでしょうか。旺盛な創作意欲が実を結んでいると思います。独特の雰囲気を醸し出していますね。

    これからも健康に留意されて、ますますアーティストの境地を深めていってください。  安楽岡弘久

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    1. コメントありがとうございます。画風に関心をもっていただきありがとうございます。
      画風とは、「絵画の作風。絵画に現れた、作者の傾向や特徴。」とあります。
      以下、私の画風について記します。
      振り返りますと、10数年前に公民館の絵のクラブに入会し、水彩画(透明)を始めました。その数年後、水彩画は、難しいと感じていた頃、先輩から「アクリル画は易しいですよ」とアドバイスされました。そこで、近くの絵画教室に入会し、アクリル画を始めました。
      imasanのコメントの中に、今回の私の絵について、「アクリルは、ごてごてしなく、油絵と水彩の中間のような感じがします。」と記されていますが、まさにその通りだと思います。

      私の絵は、最近では、はじめアクリル絵の具に多くの水を使って水画風に下絵を描きます。次に、色彩の濃いところや影をアクリル絵の具にあまり水をつけないようにして描いています。
      絵によっては、はじめの水彩画風にところが残っていたりして、全体的には水彩画(アクリル)+アクリル画(油絵風)となっていると思います。
      しばらくこのスタイルで続けたいと思っています。

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