2018年7月19日木曜日

鹿による被害  (A.Ishii)

鹿の馬鹿!! 本当に頭にきてしまった。広くもない庭の一部を利用しての家庭菜園を鹿が荒らしまくる。老人が細々と行う「趣味の菜園」を狙ってなんでこんな悪さをするのか! 言葉は悪いが怒り心頭に発し、本当に「頭にきてしまったよ」

『第1回目の被害』(6月4日~9日)
健康のために家庭菜園をと思い、稲取の港の朝市で苗を買ってきた。苗は直ぐには植えずに、我が菜園の標高、気温などに慣らすために1週間ほどそのまま置いておくのである。
買ってきた苗の種類は、キュウリ、なす、トマト、ピーマン、シシトウ、パセリ。











左は購入時の状態であるが、5日後の朝には鹿に喰われて右の様に無残な姿となった。苗箱は軒下の壁に近い所に置いたが、鹿はこんなところまで来ることが分かった。

『第2回目の被害』
また港の朝市に2回ほど通ってやっと苗を買ってきた。キュウリ、なす、などは時期が遅すぎてなかなか無いと言っていた。やっと見つけた苗は鹿に喰われない様に夜間は玄関において管理した。






















暑い中、トマト3本 ピーマン2本 ナス3本、パセリ1株、シシトウ2本、キュウリ4本、の植え付けをした。(7月3日)














その後キュウリは葉も色濃くなり、やっと黄色い花を付け始めた。その他ナス、トマト、なども順調に育ってきた。(7月15日)

大変だ。キュウリを全部喰われた。(7月17日)





















朝畑を見に行くと、キュウリの葉が1枚もない。茎も途中までしか残っていない状態。
更に調べてみると、他の野菜も喰われている。何ということだ。2回畑に入ったようだ。





















被害の実情:左上から、シシトウ、なす、キュウリ、パセリ、と全部喰われている。
これが犯人、畑についた鹿の足跡である。



畑はネットで四方囲ってあり、裾はまくれない様に固定してある。ネットの高さは約2.5mあり、鹿と言えども簡単に飛び越えることは出来ないと思う。それではどこから畑に入ったか? その辺は今後の当局の捜査に任せるが、喰われた野菜は除去するしかない。我が農園の野菜を楽しみにしておられるお客の期待に応えられないのが悔しい。

『最後に』
鹿も何種類かに分類できそうだ。奈良のような観光地の鹿は保護されていて人間から餌をもらっている。ゴルフ場などに出る鹿は人間をそれ程恐れないが、近づけば逃げていく。
そして我が家近辺の鹿は日中姿を見せず、夜行性に近い。そして単に野菜だけでなく、みかんの木、紫陽花の新芽、其の他庭木の新芽、などを食い荒らし性質が悪い。行政でも駆除に努めていると言うが、個体数は増加するばかりである。

熱中症を気にしながら苦心して植え付けた野菜、やっとこれから実をつけるときに全滅にされて悔しい。

        本当に『頭にきてしまったよ』

9 件のコメント:

  1. 石井様、大変ですね。
    網が張ってあるのに何処から入るのですか。
    折角の苦労が水の泡ですね。

    私どもの所でも、菜園を作っている仲間からも何度も被害情報を聞きます。
    こちらでは、市からの補助で田や畑の周りを、ステンレス性のしっかりしたフエンスを張り巡らしています。1.8mぐらいの高さですね。
    こちらは、ハクビシンやアライグマも多く、捕えるための檻を市が貸し出しています。
    また、カメラも設置したりしています。
    この間、料理教室だったのですが、菜園をしている仲間同士でフエンス設置するので休ませて欲しいと言って来ました。

    どこでも同じですね。自分たちで守るしかないですね。

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    1. 貴地は都会で害獣とは無縁と思っておりましたが、やはり同じようですね。それでも行政の方から何かと支援があるようで、羨ましい限りです。鹿が何処から畑に入るか実態把握のために安い監視カメラを2度買いました。しかし、思うように使いこなせず今に至っております。いつか悪い鹿を撮影して投稿したいと思っております。(A.Ishii)

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  2. 写真から想像しますと、まさに惨状ですね。さぞ残念でしたでしょう。心中をお察しいたします。実は私も数年前にイノシシの被害にあったことがあります。花菖蒲の畑を山の方へ少し上がった所に、2坪ほどの菜園をやっています。一週間に一度面倒を見ています。周りが小高い山や畑で多くの家庭菜園があり、気持ちが安らぎます。この畑でサツマイモを15株くらい植えましたが、一年目はOKでしたが、2年目にはイノシシにすっかり食べられました。
    以後、サツマイモはやめ、ミョウガや大根をつくっています。イノシシの被害に会わないようなものです。ミョウガは一週間に10個くらいとれています。先日のTVでミョウガは冷え性に効くとか言っていました。8月末には、大根の種まきを予定しています。

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    1. おっしゃる通り惨状です。これから伸びようとする柔らかい芽を喰われると野菜も回復できません。いくら小高い山や畑があると言え、清水に猪がでるとは驚きです。芋などは好物で、丁度収穫時を狙ってきますね。ミョウガと大根はいいですね。私も9月には大根を予定してます。猪もそうですが、鹿は一度味をしめるとまたやってきますので根競べです。不思議なのは柔らかそうな草が沢山生えているのに何故ネットで囲った少量の野菜を荒らすのでしょう。何とか実態解明したいものです。また何か参考になるようなことがあったら教えて下さい。(A.Ishii)

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  3. 私達は、何かしら自分と違う存在と共に生きて行く宿命の下にあります。言語によるコミュニケーションの通じない動物となると一筋縄ではいかなく、人の生活圏に入ってきた鹿に「ここはお前の来る所で無い」と言っても通じないでしょう。鹿の場合は、果実や木の実に限らず農作物の芽や葉、茎など手当たり次第何でも食べてしまうため、農作物の作付け時から収穫の終わるまでの栽培期間中は常に油断が出来ないと聞いています。鹿以外の鳥獣被害
    は、被害に遭いそうなタイミングが予想出来そうなので、鹿より対策に集中できるとか。
    効果のほどは良く知りませんが、狼の臭いのする薬品を農作物の周囲を囲うように撒いている人もいる様ですので確かめてみたら如何でしょう。

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  4. 昨夜(22日夜)も入られました。これで3回目でやっと1本残っていたナスを食われました。鹿と無言でコミュニケーションをとる手始めに、暗視カメラを仕掛けましたが作動してなくて撮影失敗でした。穏やかに話し合うためにその行動パターンを知りたいのですが上手くいきません。暗視カメラも安物は取説が貧弱で操作方法が十分に理解できません。狼の匂いのする薬品も含め警告燈、其の他の手段を今後研究します。鹿との知恵比べになるのでしょうか? (A.Ishii)

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  5. 野尻貞夫7月22日(月)投稿拝見しました。全くお気の毒というしか言葉がありません。ゴルフ場で鹿やイノシシ、サルなどの姿を見かけますが、山の中なので仕方ないと思っていましたが、人家の近くでこの様な被害にあうのはたまらないですね。妹のところ(榛名山の麓)のタケノコが毎年イノシシに食べられてしまうと、妹の亭主に聞きましたが、本当に悔しいですね。同情します。

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    1. 私の狭い趣味の菜園で数本の野菜を鹿に喰われただけでも本当に悔しく残念です。この気持ちは実際に体験したものしか分かりません。冷静に考えれば鹿も生きるためにやっているのでしょう。出来事は災難かも知れません。最近のあちらこちらで起きる豪雨災害で田んぼの稲が水浸し、ミカン山が崩れた、その他に袋をかぶせた果実が駄目になった、なども気持ち的に立ち直るのに大変とお察し致します。妹さんのところのタケノコも残念ですね。イノシシは鹿より凄く大きな石さえ動かします。(A.Ishii)

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  6. 1か月遅れの感想で申し訳ありません。PCのある部屋は暑くてあまり使わないので、横着しておりました。素敵な環境を羨ましく思っておりましたが、シカの被害といういわば夜盗が出るとはきわめて深刻な問題ですね。当方は、山から離れておりますが、平地林があちこち点在します。先日はタヌキが庭に入ってきましたが、すぐ追い出しました。何かやせ細って食べ物にありついていない感じでした。蛇もたまに出るので私も家内も嫌がっております。環境がいい方かと思いますが、交通の便も悪くうまくいかないものですね。お互い与えられた環境で頑張るしかないですね。残暑厳しい日もありそうですから、どうぞご自愛ください。

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