読み方:須(すべか)らく道心を運(めぐ)らして時に随(した)って改変し大衆(だいしゅ)をして受用(じゅよう)し安楽(あんらく)ならしむべし 【食事を作るには、必ず仏道を求めるその心を働かせて、季節にしたがって、春夏秋冬の折々の材料を用い、食事に変化を加え、修行僧達が気持ちよく食べられ、身も心も安楽になるように心掛けなければならない】
読み方:あい約して淵に投じ 後先(こうせん)なし あに図らんや 波上再生の縁(えん) 頭(こうべ)を回(めぐ)らせば 十有余年の夢 空(むな)しく幽明(ゆうめい)を隔(へだ)てて 墓前に哭(こく)す 【互いに身をつないで、薩海に飛び込んだ時は、死なばもろとも、後も先もなく、わが身ひとり宿縁あって生き残らねばならぬなどとは、夢にも思いがけなかった。思いめぐらせば、もはや十七年の夢と化し、今日むなしく幽明ところを異にして、自分は君の墓前に慟哭し、君の菩提を弔らおうとは、さても倬(いた)ましいかぎりである。
次に表装の過程の一部を紹介します。
先の作品は既に2度の裏打ち(肌裏、増し裏)を終えたものです。これに同じく2度の裏打ちをした裂地(きれじ)を繋ぎ合わせます。
上の写真は作品に柱(左右の裂地)と天地(上部と下部の裂地)をつなぎ合わせる前の状態です。左右の柱をボンドでつなぎ合わせ、次に上下の天地を同じくボンドでつなぎ合わせます。
右上の写真が作品と裂地を繋ぎ合わせ、左右の柱と天地の裂地を整形カットし、左右の裂地を裏側で3ミリほど折り曲げて(耳折り:両端面をきれいに見せる)端面整えた状態です。この時一番気を遣うのは天地と柱の柄模様がキチンと揃うように調整することです。
この後もう一度全体を少し厚めの和紙で裏打ちし(総裏打ち)して全体を補強します。
地の部分に端部に軸端んを取り付けた軸棒を軸袋に包み込んでほぼ完成です。
上記の写真は完成して落款印:「引首印:右上」と「姓名印(白文)と雅号印(朱文)」を押して完成です。
もう一つの作品は「中回し」を付けて少し飾ってみました。以上ですが暑さの中で汗を気にしながら掛け軸を製作しました。くどくて申し訳ありません読み飛ばしてください。











