今、掛け軸造りに、汗を流しています。書にする文章(又は文言)の選定から始まって、墨をすって、条幅(半切)、幅広の全紙(2尺2寸5分、約70㎝幅)に書いて、乾燥後裏打ちして、
きれいにしたものを、掛け軸にしています(表装)。
根気のいる仕事です。糊を使うので、水分を含むため、乾燥する時間が必要で、日にちが掛かります。
その掛け軸がようやく出来上がりましたので、その写真と資料を添付します。
この作品は、いすゞ自動車OB/OGの趣味仲間の展示会(ギャルソン展)に出展するためのものです。
書の文章は、昨年の大河ドラマで有名になった「群馬県令:楫取素彦」に関する書物から引用しました。
「作品」
定年退職後、これまでやりたいと思いつつ、なかなか出来なかった表装の技術を学ぶため、
3年弱、東京の大塚にある「表装道場」へ通い、技術をマスターしました。
表装に興味のある方が有れば、追加して解説します。
「ギャルソン展出品作品」
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過去の作品を見ることが出来ます。
野尻さん、投稿深謝。素晴らしい書の掛け軸唯々感心するばかりです。ギャルソン展のホームページも観ました。そして大きな感銘を受けました。一幅の掛け軸を作るにも前段階から、ものすごいたゆまぬ勉強をされていることが容易に分かります。さもなければ書も選べないし書けないですね。勉強して書を選ぶ → 書く練習 → 表装作業(3年勉強とのこと)、考えるだけで気が遠くなります。掛け軸説明書も読んでみたいです。私は分かりやすいとこで「夢」が好きです。これをお許しも得ず小さく印刷して我が家の狭い玄関に掛けました。最後にImasanさんの代行投稿ありがとう。
返信削除表装に興味を持っていただきありがとうございます。自分で作業台を作って、その上で作業をするので比較的短時日で先へ進めます。和紙と裂地(きれじ)を使うので費用が掛かります。野尻
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